副業やフリーランスなどではなく、腰を据えて安定的に本業の個人事業主軽配送ドライバーとして稼ぐ方法は、働く理由を後付けしない働き方で稼ぐ方法と、働く理由を後付けする働き方で、現場順応しながら稼ぐ方法がある。
何はともあれ、やると決めたことはブレずに瞬発力よく行動する。そして維持する。
軽貨物配送に限らず、こういったことは女性や男性を問わず、仕事で邁進しながら稼ぎ、出世や成長をしていく社会人にとって必要不可欠なことです。
過去に仕事経験で25年ほど海上輸送や空輸、全国配送網、倉庫管理、荷主としてこれらビジネスモデルに見合うワンオフのような物流体制の整備や強化を四六時中考えていましたが、軽配送ドライバーの軽すぎる働き方に関してはまだまだ違和感を感じます。
千葉県の軽貨物配送専門業者シフタープロでは常日頃から軽貨物ドライバーの働く姿勢が荷主様にどう映り、どう正当に評価されるべきかを考えています。
しかし、新しく個人事業主の軽貨物配送ドライバーになろうとしている人や既に個人事業主として軽貨物配送の仕事をしている人の中にも、何かに甘えていたり、何かを甘えようとしている人が明らかに多いです。
覚えたつもりの実力に過信=自分本位の仕事を探すようになる=淘汰される=稼げない
ドライバーのみんながみんなリーダーシップを持った人とは限りません。しかしながら他人の教えだけはなく、「自分自身の知見経験」を積み重ね、たくさんの引き出しを使い分けられるようにまずは仕事をがむしゃらにに覚えることです。
覚えたつもりではなく「覚える」ことです。初心者にありがちなエゴではありません。
軽貨物ドライバーのような1人完結型の仕事はエゴが必要以上に肥大化します。
自分を優先し、実力以上に認められたい欲求が膨らんでいる軽貨物ドライバーを見かけます。
軽配送仕事の覚え始め、新人の数ヶ月後に訪れる思い上がりのエゴは、新人の仕事人生にとって大きな敵となり、やがて新人の失敗を呼び込みます。
自分を正当化し、自分を守ろうとし、敵を増やし、本筋の目標から遠ざかる結果となり、道を迷うわけですが、これが壁です。
仕事ですのでお金を稼ぐ意味や自分の仕事思想は変えず、何事も人の責にせず、やるべきときはやり抜き、チームやグループへ貢献して、周囲に役立ち、個人ではなく属する会社の営業姿勢を守るために然るべきときは迅速に方向転換をし、営業が成功する仕組み作りを常日頃から次々と打ち出してチャレンジするリーダーシップ感覚を身につけて磨いていくことが大切です。
起業家は趣味で遊んでる暇などありません。365日、謙虚な職業軍人です。
事業は山あれば谷ありです。
仕事は楽しさも難しさもあります。
思い描くことと違ったりしても敏感に反応せず、何かしら不本意な難関に直面しても動じることなく「平常心」を保ちながら仕事と事業に向かう気持ちを前進していくチカラこそ最強です。
事業経営、個人事業主への仕事は誰も守ってはくれません。個人事業主軽貨物ドライバーはかなり協調性が大事です。
初心者は、自分が、自分は、ああでもない、こうでもない、を言い始める時期があるので、その段階で稼げる力は決まってしまうでしょう。
所詮は客観的にみた自分の商品価値です。
リーダーシップ感を強めると言っても、リーダーが率先してやることは万人受けする内容ばかりではありません。
リーダーの判断や決断は誰かに好都合で、誰かに不都合となります。そうやって少数精鋭はできあがります。
これは業者同士のライバル関係に酷似し、自分の能力と熱意をお客様にアピールできるかどうかが勝負ですから、多くのドライバーにチャンスは平等にあろうかと思います。
独立の軽貨物ドライバーにはこういったリーダーシップの感覚と事業主としての資質が軽配送の仕事を通じて成功を導く重要な要素と考えます。
また、軽貨物ドライバーとなり、個人開業する際は事業する規模を問わず、新しく事業を起こす者として、必ず策定しておくべきが事業の計画書です。
特に5カ年計画書を練っているときは大変ワクワクします。計画の仮想では、いつも、安定成長していて単年で大金持ちになっています。夢の計画でも何らよいですし、実現可能な範囲での計画でもまったく問題ないのです。
事業計画書の書き方がわからないとかは開業しようとする事業主として論外と言えますが、本来、誰に見せるものでもなく、誰かに評価を得るためのものでもなく、計画書は自分のためのものです。
形式に拘らずに、失敗を極端に恐れずに色々うまくいくことを考えながら、数値での目標や経営方針、営業戦略などを自分流でできるだけ具体的な指標にしておくことが肝です。
深く考えないでパッとした思いつきでもなんら構いません。
責任ある事業主である限り、今日の考えと明日の考えが違うことも当然に多々あります。ごく普通です。
ただ、それを書き綴っていくことで自分の変化や周囲の変化に反応できるようになり、自分流が見えてくるはずです。
何だかんだ言っても結果よりプロセスが大事です。
一人親方である開業の軽貨物ドライバーとして、毎月の売上目標だけでなく、営業方針につながる自分のアピールポイント、1人の軽貨物ドライバーとして誰とどう組んでどうやって仕事で生き抜いていくかなども絵に描いておくと良いでしょう。
実現に向けてです。
しかし、仕事環境は部活やクラブやサークルではありません。
絶対に周囲の仲間とは友達感覚でフランクに接したりせずに、仕事として一線を引き、事業主として集団心理とか周囲の意見に流されず、自分がこの先に軽配送仕事でブレないで成長するために、立ち上がりする時の想いを残しておくとかなり良いです。
それでも、どんなに自信ある目標であろうと、勝手にその戦略通りに事業が簡単に進むことはあり得ません。
本筋として自分だけが稼げればよいという自己中心的な考えは通用しません。
できるだけ明確に自分流のレールを敷くことができたら、経営スピードは遅くとも、的確に前に進んでいけるパワーある計画がとても大事です。
こういった起業家の気質が全ての人にあるわけではないですが、気質や志しは、自分が事業で困ったり悩んだりした時にブレない姿勢を発揮し、初心忘れず、事業を継続させるための努力で自分を奮い立たせることを惜しまないスタンスへとつながります。
そして、自分の事業にフィットする金銭管理や経営行動のビジョンをいつでも明確に思い出せるようになります。
そういったビジョンは軽貨物配送の仕事を通じ、周囲のドライバーと連携、業務提携すべき関係先への相互理解につながります。
要領よく生きているつもりのまま20代や30代を過ごし、自分でやると決めた仕事に定着できず、あれもこれも中途半端に仕事を経験して、半端に年齢を重ねてきた人も見かけます。
そういう人たちは仕事の世界で良き先輩に出会うことができなかった人たちです。
しかし、自分の立場をわきまえず、実力不足を棚に上げ、勤務会社のせい、人のせい、先輩のせい、後輩のせい、にすることが染み付いてしまっている人もいます。
仕事でミス失敗をしたとき、自分の実力不足から逃げる人は新しいことを始めても最初の数ヶ月は順調でもやがて仕事吸収力が鈍くなり、そこから成長スピードが遅いままの人材となります。
何はともあれ、過去にお世話になった人やお世話になった勤務先を悪く言ったりなど、義理が欠如している人は信用上でダメなんです。
軽貨物配送の仕事でも安定的、丁寧に稼ぐには、上手に稼ぐ学びと経験です。
シンプルな努力だけで十分です。
キツイからやっぱりやめた、稼げないから違う案件を探そう、仕事順応力で悩んでいる軽貨物配送ドライバーも多いですが、踏ん張ることが大事です。
努力の先に何かしらの発見があるはずです。
ただでさえ事業は試行錯誤を繰り返します。事業ビジョン、事業目標であったり、自分が満足できる状況を直感でイメージしながら配送の仕事を熟せるとかなり楽しいです。もちろん、お金も稼ぎも少しは付いてきます。
仲間と自信を持つことです。