
胡散臭い配送業者。
軽配送会社ではドライバー重視を謳ってドライバー募集をする業者が目立ち、荷主企業やお客様ファーストではないから驚きだ。
千葉県内に限らず街中で黒ナンバーの軽貨物車両を運転するドライバーの服装や靴や身だしなみを見てみるとなかなか酷いレベルだ。
軽貨物ドライバーの服装。
怪しい人物像のフード付きパーカーや私服やジャージのドライバーもいるが意識の低い人間も多い。
大手宅配便の下請けは嫌々だろうが制服を着せられているので統一感だけはあるので良い。
だが最近は人材不足で茶髪ドライバーでも誰でも採用OKになったのかは知らないが横柄で駄目なドライバーも多くなった。
昔より大手宅配ドライバーのレベルは下がった。
ルールや社則もない個人事業主ドライバーである無印軽貨物ドライバーの方がきちんとしていることもある。
中型や大型トラックの運転手ならば運転が主体なので仕事と態度さえきちんとしていれば厳つい定番スタイルが格好良いとも言える。
しかし軽貨物ドライバーは仕事内容が接客主体であり、通行も大通りだけでなく人目に多く映る街中も走る。
荷物を積んだり、荷を降ろしたり、荷物を持って道路を横切ったり、接客も多いので、身なりは重要だ。
服装自由は通用しない。
タクシー運転手のようにできることなら軽貨物ドライバーも紳士にワイシャツとネクタイでもおかしくはない。
作業するから、動きやすい洋服とか、汚れても良い格好とか、そんなことを言っている時代でもない。お客様から配送料金を頂戴する仕事である以上はきちんとすべきである。
商品を運ぶ軽貨物ドライバーの苦労は理解している。軽貨物ドライバー大募集の広告は社員募集ではなく下請け募集ばかり。
ドライバーの髭や茶髪やピアスなどは論外だが、接客仕事する大人なのできちんと意識するようにしたい。
ドライバーが不足するくらい荷物があるわけで運送会社は儲かって仕方なさそうだが我が国の資本主義という図式、最大手だけは儲かっているのは言うまでもない
当たり前だ。
社員ドライバーを増やさないで配送する荷物が増えれば単純計算でも儲かるに決まってる。ドライバーは給与据え置きで仕事量アップ。
そのおこぼれを貰う軽貨物運送業のドライバーも数多くいるわけだ。軽貨物会社の多くが「おこぼれ」に群がっている。
90年頃のバブル経済末期に夜の高速道路で高速タクシーとトラックがビュンビュン走っていた時代と今が似ている。
軽貨物にドライバーには、ネクタイ族のサラリーマン社会に疲れた系の転職組と、学生時代に勉強しなかった系の根性組に分類されるだろう。
選択肢があって軽貨物ドライバーを目指すものはごく一部だ。
仲間の成果まで横取りするような出世街道ではないが仲間を助けるような甘い世界でもない。
お金にならないことはしない。軽貨物ドライバーもネクタイ族のサラリーマンも一匹狼では生き残れないのは言うまでもない。
誰もが儲けたいという世界で生き抜くには見えない努力も人脈も経験も運も欲しいところ。
軽貨物ドライバーも身なりを清潔に、そして特に足下、汚い靴には細心の注意をしたい。