ムリとムダとムラの3ム改善の必要性は会社組織での取り組みだけでなく個人事業主ドライバーのような単独自営でも定期的に自分の3ムを見つけて改善策を考えるべきだろう。
同業者で群れた奴は終わり。
個人事業主の軽貨物ドライバーで働いている人間は街中に腐るほどいて劣等感や孤独感からなのかは知らないが小汚い服装で無精髭のアホずら同業者同士で群れている人間を街中のコンビニ駐車場などでちょくちょくと見かけるが経営者や事業主が仲良しこよしで群れたら価値は弱くなる一方である。
価値すらない情報交換をし合うことでみんなで渡れば怖くないという感覚を手に入れながら不安を少しでも払拭するのに必死なのだろうが経営者や事業主は群れたらどんどん弱くなるということに恐らく気が付いていないのだろう。
当然ながら仲良しこよし擬きの組合やグループも弱肉強食の鴨葱状態である。
失敗や実践や予習復習をせずに稼ぐ答えを先に求めて胡散臭いコンサルや小手先の教育を受けても心強さは本物ではなく、結局はみんなと渡れば怖くないという言い聞かせであり、寧ろ、経営や事業は周囲と同じほど恐ろしいと感じる壁にぶち当たるのも目に見えている。
苦境を乗り越えたり一周や二周をまわって海千山千で会社経営や事業運営の経験者ならば分かることだが自分や自社の価値を追い求めるからこそ経営や事業であるのだ。
そうした意識を経営や事業のコアに置きながらムリとムダとムラの3ム改善は経営や事業が続く限り取り組んでいかなければならないこととなる。
ただ、経営者や事業主の当事者が行う3ム改善は簡単そうで難しい。いわゆる自己改善であるが自分がやっていることに自信があればあるほど自分のやっていることを否定しにくくなる。
とは言ってもスモールビジネスである軽貨物運送業も経営資源の考えは大企業や中堅企業と同じでありヒトとモノとカネと情報の4つ。
それぞれで3ム改善を自分なりに考えておくことはそれを実践するしないは別としても進行形である経営や事業で有意義となる。
軽貨物運送の業界ではこれからどんどん淘汰される軽貨物の個人ドライバーは増えるだろう。そして決してドライバー人材不足ではなくて大手運送や利用運送や荷物すら運ばないマッチング窓口会社がバブルに利益欲しさの色気を出して稼働キャパシティを超えた配送仕事の量を無責任に受注さえしなければドライバー人材不足など起きる筈もない。
反面、末端では稼働キャパシティに余力のある軽貨物ドライバーや業者は存在するのだ。
如何にして多重下請け構造問題による歪と3ムと言えるだろう。