軽貨物ドライバーは荷主企業様を代行して荷物を届けているということを絶対に忘れてはならない。
どんなに納品が早い軽貨物ドライバーても、どんなに愛想の良い軽貨物ドライバーでも、どんなにドライバー仲間から人望がある人物であろうとも、外見や身なりや容姿、服装や身嗜みが悪ければアウトです。
軽貨物配送の仕事案件は種別によって配達の仕事がきちんと時間通りにできているだけではドライバー評価が駄目なケースもあります。
社員ドライバーではない業務請負という立場では仕事案件によって役割と役目の両立が求められます。
多くの荷受人様と接する軽貨物配送ドライバーの仕事では、服装や外見、見た目の第一印象こそ命です。
人を外見で判断してはいけないなどという考えを軽貨物ドライバーの仕事上で当てはめることなど無用です。
特に、お弁当やお惣菜やパンや食べ物に関わる配達はドライバーの清潔感が安心の提供に少なからず関連するため、個人宅にそれらをお届けする仕事ではドライバーの容姿やドライバーの服装はかなり大事です。
もちろん、足元の靴も大事です。踵(かかと)を踏んでいる靴を履いていたり、サンダルやスリッパなど論外です。見た目のことも大事ですが、荷物を抱えて転んだりすればアウトですし、足に重い物を落として怪我をすれば稼ぎにも影響しますし大変です。
千葉県の軽貨物でも、一般的に大手宅配便の下請けやネット通販の宅配便をやっているような宅配系の仕事では、正直パッとしない制服やユニフォームの着用指定があると思いますが、軽配送にはそうではない仕事案件も多々あります。
軽貨物会社の中にはネーム入りの運送会社指定の作業着やポロシャツの着用もあろうかと思いますが、配送案件によってはそれすら着用が適さないケースも多々あります。
さて、ここから大切な内容です。
ドライバーの服装についてですが、配達の際、納品でお伺いする荷受人様と初めて会ったとき、相手が最初に目に飛び込んでくるのは一番面積の広い身体であって、それはドライバーの服装です。
納品クオリティはドライバーのその服装で第一印象の5秒ほどで決まってしまうのです。一般企業でビジネスマンの世界でも同様でしょう。
そして考えなくてはならないことは、その印象は納品の時だけでなく、納品を終えた直後から荷受人様の頭の中ではドライバーの第一印象とその商品の印象ともリンクをし、荷物を運んできた運送会社の印象としてもそのドライバーの服装である第一印象がそのまま相手に残ります。
たかが配送、されど配送。
一般企業のワイシャツやスーツの着用と同様、ドライバーも服装は侮ってはいけません。
軽貨物専門シフタープロのブログでは何度も書いていますが、配達仕事は、荷物をお届けしてはいおしまい、ではありません。
言い換えれば、軽貨物ドライバーの服装や身嗜みはドライバーの心の現れでもあります。
汚れた服装、ラフな服装、踵(かかと)を踏んだ靴、汚れた靴、汚いマスク、Tシャツや半ズボンで納品、プライベートと一緒くたにし、そういうだらしないと言われる可能性のある格好をしている軽貨物ドライバーは、仕事への意欲が駄目な人なのか仕事へのプロ意識に欠如のある人です。
もちろん、真面目である必要はありませんし、最近はお洒落な作業着も発売されていますので、好みも少し取り入れながらも仕事案件に適したものを優先して着用するようにするべきです。
そういうプロ意識は経験者も初心者も関係ありません。
茶髪や髭、服装や身嗜みが悪いだけで荷受人からクレームも来ます。
営業ではないドライバーだから服装なんて関係ないと思う人、そういうレベルを許している軽貨物の運送屋もありますが、現実社会、経済構図では川下に位置する軽貨物ドライバーの仕事ですので尚更、身嗜みや服装や愛想は評価の上で大切であり、厳しいテーマですが接客とはそういう世界です。
軽貨物ドライバーの業界でも容姿が良いと得をするというのは紛れもない事実であり、それは稼ぎに繋がるのも当然です。
その上で、納品の際の挨拶で「いつもお世話になっております」と「お世話になっております」をきちんと言葉を使い分けさえできればドライバー問題は起きないはずです。
もちろん、ルールが無くてもワイシャツとスラックスと革靴で納品することが最善の荷物もあります。
もちろん、指定が無くてもヘルメットと作業着と鉄板入り安全靴で納品することが最善の荷物もあります。
こういうプロ意識は自分の信頼と自分の仕事を守ることになります。荷主企業様の営業姿勢も守ります。
茶髪や髭や眉剃りやタバコ臭など論外です。業務請負の軽貨物ドライバーとはそういう職です。
襟のないTシャツや半ズボンを着ている、マスクが汚い、帽子が汚い、袖が汚れている、汗臭い、なかなか周囲は外見の指摘はしてくれません。
大人ですから。
また、個人事業主であるならば同僚や仲間も注意してくれないので、徐々にでも構わないのでこういうことはプロ意識を自分で高めて自分自身で注意することです。