稼げる軽貨物ドライバーはクライアントからの評価が高く、稼げない軽貨物ドライバーはクライアントからの評価が低い。仕事ができて高評価されれば優遇されるだろうなどと勘違いして甘えたことを抱くようでは業務請負の仕事を一歩前に進めることは一向にできない。成功事例ではなく成功要因を知るべき。
成功要因はいくつもある。
私自身、軽貨物運送サービスを事業展開する準備段階で実践していることを上半期と下半期に分けて復習し、デスクワークだけでなく、自ら軽貨物車のハンドルを握って運送や配送の仕事を体感し、物流現場でも現場の匂いや空気を体感し、取引先の荷主企業と協業関係者にお世話になりながら身体を動かして1人の軽貨物ドライバーとしてお金と信頼を稼いでいます。
ミドル層ではあるものの幸いにして身体は動くほうなのでオンオフする仕事スイッチさえニーズにピントを合わせていればお金と信頼を稼ぐリズムが狂うことはありません。
トライアルを続けること、仕事の予習復習を怠らないこと、他人の情報ではなく自分自身の知見経験をモチベーションの軸にすること、これら重々承知だと感じることをきちんとルーティーン化していれば様々なパターンの仕事を簡単なものにしていけます。
簡単に仕事ができるようにならなければ仕事はキツイままです。能力や実力が無いのに矛盾して楽な仕事を探している人も見かけます。やはり、自分の能力不足と実力不足を見逃さず、能力不足と実力不足の克服を後回しにしないことが業務請負という仕事上ではお金と信頼の稼ぎ向上の基礎となるわけです。
個人で働く軽貨物ドライバーは他人の成功事例を知ろうとする人が多くいますが軽貨物運送は身体一つで稼ぐ仕事ですので成功要因は「その人だから」となるわけで他人の成功事例を知ってもノイズになるだけの話です。
当然、成功事例と成功要因をきちんと理解できる人に育たなければクライアントに自分の良さをアピールすることすらできません。これは営業の重要な資格とも言えます。
仕事を担当することでクライアントや関係者に何を寄与できるのかがわからないような仕事っぷりをするのも駄目です。
そういう無責任な人は失敗要因も明らかにできません。これが厄介なのです。