個人事業主の軽貨物配送ドライバーとなって覚えて身に付けるべき大事なことの一つはモチベーションの維持と言えるでしょう。
ブログでも何度か書いていますが、軽配送の仕事をする人たちにも何かしらの理由で勤務していた会社や自営業をドロップアウトしたようなフリーランスや副業の人がいます。
このようなフリーランスや副業のドライバーでも許されるような緩い配送現場もあれば、配送自体が本職の軽貨物プロドライバーでなければ通用しないような現場もあります。
更には、礼儀や営業までを熟せるレベルの紳士ドライバーでなければ請け負うことができない軽配送の現場もあります。
軽貨物の配送仕事は全てを一緒くたにできません。
宅配でも良ければ元気いっぱいな若者ドライバーでも十分に活躍できますし、中高年やシニア層ドライバーであっても案件選びさえ間違わなければ活躍は何ら可能です。
勿論、楽な仕事とか割の合う仕事ばかりを求める貧乏性を脱却できないような社会人は稼ぎにくい世界でしょう。
自分だけが特別などありえません。
配送ドライバーにも社会的なモラルやマナーは重要です。荷主も顧客もみんな頑張っている中で配送をスムーズに熟す役割があります。
言葉は悪いですが軽配送ドライバーが生意気に偉くなってはいけません。
荷主側のBtoBもBtoCでもビジネスの世界は配送ドライバー中心に動いている世界ではありません。
配送仕事はある意味で企業の裏側にも触れる仕事ですが、荷主企業への改善意見などは不要です。
外国ほどでは無いですがビジネスシーンではそれぞれのセクションや役割は異なります。口出ししてはいけません。
ただ、勿論、軽配送の仕事も社会人として稼働するので、タバコ臭い人はアウトですし、茶髪やピアスもアウトですし、髭もロン毛もアウトです。
個性を売りにする仕事ではありません。
喫煙者や茶髪の人にとっては嫌なテーマですが、流石に学生ではあるまいし、配送仕事でもそれが通用するような自由奔放ではないので仕方ない。
配送ドライバーで挨拶ができない人もアウトです。愛想の悪い人もアウトです。軽配送の仕事は単独行動のように見えて、意外に多くの人と接します。
萎縮せず自分から挨拶だけはしましょう。
当然ですが、仕事は無償のボランティアではないので収入は大事ですが、曜日を選んだり、配送エリアを選んだり、内容を選んだり、そういう身勝手が強い軽配送ドライバーはなかなか稼げません。
当たり前ですが、荷主はそういう人を信用しません。
それでも、軽貨物配送ドライバーの仕事は特別な才能を必要とはしませんが、人よりも稼いでいる人は、ドライバー同士では自己中心的で図々しいタイプで軽配送の経験者とも言えます。
他のドライバーを手助けなどしないタイプです。嫌いですが生き抜くにはそれもありです。
性格が嫌なドライバーほど自分の仕事を妙に守っている。隣の畑ばかり見て仕事をしています。
当然、生活のため、趣味のため、借金のため、遊びのため、色々な人たちが居ますので、皆が同じレールの上ということでもなく、自分の意見が他人にとっても正解というのも相応です。
切磋琢磨しながら仲間ドライバーと信頼を築いていくこともモチベーション維持となるでしょう。
正直、荷主や配達先や納品先には、態度や言葉を直球では受けてはいけない嫌な感じの人も見受けられます。
絶対、一々、真に受けてはいけません。身体が疲れた状態で、神経や精神を一緒に疲れさすのは良いことではありません。
人は人で自分は自分。
持ちつ持たれつです。仕事はお金だけではありません。配送という仕事はいろいろと楽しくもあるべきでしょう。
そう真面目に仕事するべきです。