軽貨物運送の会社は千葉県の街中でもゴロゴロと似たようなことをやっている業者はあるものの実際の能力差はどこも微妙。
パフォーマンス。
千葉県の街中でも軽ワゴンの車両を運転して弁当の出前配達員みたいな仕事をするドライバー、大手ネット通販商品の荷物を一個運んでお駄賃いくらといった人参をぶら下げられて仕事をするドライバー、軽自動車の冷凍冷蔵車に乗って寝不足の暗い顔で運転しながら冷蔵倉庫や卸売市場に出入りをして食材配送の御用聞きで仕事をするドライバーを見かける。
まさに日本人の単純作業労働者である。
ネクタイ族などホワイトカラーの複雑労働者とは異なり単純労働である軽貨物ドライバーの仕事は特別な知識がなくてもできる簡単な業務である。
だがしかしこの単純労働ですら覚えの悪い軽貨物ドライバーがいたり、約束を守らない軽貨物ドライバーがいたり、誤魔化しや嘘を平気でつく軽貨物ドライバーもいるわけだが、単純労働であろうとも上には上があり下には下がある。
もちろん単純労働の業界であろうと上を目指す者は特殊技能を身に付けた複雑労働者と同等以上に知恵も知識も経験も必要となる。
複雑労働者は軽貨物ドライバーのような単純労働者の何倍もの価値を仕事上で生み出しているのが現実だが、それなりに担当する業務の研究や勉強をしてきた人間でもあって立派である。
とは言え、単純労働者であれ複雑労働者であろうと社会や周囲の人たちが達成しようとする事に応援や貢献して働こうとする意志に欠如や甘えがあれば人としてパフォーマンスの低さは直ぐに見抜かれる。
そんな中で軽貨物ドライバーの業務請負で究極の能力となる笑顔であったり愛想の良さはパフォーマンスとして重要視される。決して集荷配送を終えて「はい、おしまい」ではない。
また、私服のような仕事着ではなく上下の作業着を着るなどして業務用の服装による身だしなみと第一印象も重要である。
丁寧語による言葉使いができない軽貨物ドライバーは話にならないし、運転仕事中にタバコを吸ってタバコ臭のする軽貨物ドライバーは運賃コストに対して最悪レベルのパフォーマンスである。
業務委託で働く軽貨物ドライバーの労働価値そのものは集荷配送の1単位業務に対して直接や間接で必要とする労働時間が目安となるだろう。
だが軽貨物ドライバーのパフォーマンスが悪ければその運賃コストと労働価値の等価関係は無くなる。
要するにパフォーマンスの低い人間には高い運賃を払う必要がなく、パフォーマンスの高い人間には高い運賃を払うべきと考える。
やはり優秀な軽貨物ドライバーは荷主企業にとって魅力的な存在であり、上を目指す軽貨物ドライバーは優秀になることを目指すべきであろう。
志、心構えは大切である。