業務請負の軽貨物ドライバーが信頼を損なわずに責任感を持って配送業務を遂行する上で本当の意味で常備しておくと助かるアイテムについて考える。
配送の仕事をしたり、配送の仕事を管理したり、配送仕事では経験値があろうとなかろうと仕事前や仕事中に「やばいな」と感じることがあります。
私の場合、宅配業のドライバー仕事ではなく運送業のドライバー仕事を専門としていますが配送業務の質は自信過剰ではないものの苦手ではないこともあって時間に追われる配送や重い荷物の配送でもどうにかします。
1人の軽貨物ドライバーとしての気構えや心構えに関しても、どんなに急いだ配送シーンであろうと安全運転第一を忘れない業務遂行を意識し続けることができているのですが、その反面、道路では後ろから煽られて嫌味で追い抜かれたり、車間距離を十分にとっていると急に前に割り込まれたりなども日常茶飯事です。
当然ですが、配送そのものが仕事ですのでそんなことでいちいちイライラするようなこともありません。
しかし、そんな私でもキツイことがあります。
それは、仕事前と仕事中に偏頭痛と腹痛が起きた場合です。稀なことですがキツイです。
私は一般的な同業者のようなドライバーファーストで働く姿勢ではないお客様第一主義で配送の仕事と事業を進めているので、身体のストレス、精神のストレス、神経のストレス、がギリギリだなと感じるときが年に何回かあります。もちろん、その耐性向上が売上や利益の向上に繋がります。
年齢的にはミドル層ドライバーなので精神や神経の社会的耐性や適応力は大丈夫としても、年々、身体のストレスに関しては知らぬ間に体調のピークが狭まっているような気がします。
相応に精神や神経の耐性は配送経験や歳を重ねるにつれて鍛えることはできますが、精神と神経の耐性がアップした分、身体へのストレス負荷が多めに掛かっている気がします。
とは言え、空いた時間で身体を鍛えるところまで気持ちが辿り着けず、私の場合は担当業務や管理業務の幅が一般的な軽貨物ドライバーよりエリア軸や時間軸や仕事軸が広いこともあり、空いた時間は身体の疲れを抜くことで一杯です。風呂に入って布団で寝るということでやる気を充電するのが日常です。
配送仕事による腕の筋肉痛、脚の筋肉痛、腰の痛み、肩の痛み、俗に言う身体の疲れは自分のことですからどうにか維持するのが当然のことです。
どんな環境でもやらなければならないときは何があろうと身体に鞭を入れるかのように不規則でも精神と神経を高めて仕事をします。業務請負に小ざかしい言い訳は通用しません。
ただ、身体は正直です。
私の場合は身体に不規則なストレスをかけると数日後に偏頭痛として現れます。肩こりにも関連すると思いますがこれが結構厄介です。
もちろん、不規則な仕事は不規則な生活をしたときと同様で疲労をためる原因となるわけですが、軽貨物配送の仕事において普段と違う疲れを感じたときは規則正しい仕事っぷりを1週間か2週間かするようにしています。
と言ったこともあり、速効性のある頭痛薬は私にとって常備の必須アイテムですが、当然のこと、運転前や運転中に頭痛薬の服用は避ける必要があります。
専門ではないので詳しいことは知りませんが頭痛薬は一時的に痛みを誤魔化しているだけかと思いますが、薬が効いて頭痛が治まれば軽貨物車を運転中に音楽を聴きながら恥ずかしげも無く歌を唄えるくらい元気になるものの、やはり、1週間から2週間は激務をしないよう心掛けています。
誰しも体調の違和感は人それぞれで危険な病気のサインかも知れないため、頭痛薬や下痢止めなどの胃腸薬で一時的な痛みを誤魔化し続けるのは良くないことでしょう。
ただ、急な頭痛や腹痛は仕事をする元気そのものがかなり無くなります。ほぼアウトです。
頭痛や腹痛は運転にも支障をきたします。頭痛や腹痛があると電話に出る気力さえ無くなります。だからと言って仕事は仕事。体調が悪いなどと甘えたことを言っているようで社員やバイトではない業務請負の世界で話になりません。
体調管理の方法は人それぞれですが、精神、神経、身体、を程よくリフレッシュしながら元気いっぱいな顔で配送の仕事をできることはとても幸せなことなのです。