感謝を忘れて不平不満を口にする委託ドライバー

軽貨物事業の舵取り 【軽貨物運送の検証ブログ】

業務委託で仕事する軽貨物ドライバーの営業能力がかなり乏しい現実を千葉県の軽貨物配送専門店シフタープロが考える。

営業の仕方すらが分からないような個人事業主の軽貨物ドライバーが四六時中、軽貨物の掲示板、SNSやツイッター、配車アプリを睨めっこしている弱き個人事業主ドライバーが増えていると聞きます。

そういったドライバーはそもそも開業時に、ほぼ無計画、1人の事業主としてのビジョンも薄く、事業計画もせず、軽貨物ドライバーとして独立してしまったような人たちです。

もちろん、自営であれ、経営であれ、絶対的に成功する手法はありません。誰かの真似をしても真似が永遠にできるわけでもありません。

何かしらの事情で業務委託の軽貨物ドライバーへと転職した方もいれば、勤めていた企業をきちんと定年退職をして再就職する意味合いで軽貨物ドライバーとして開業する方もいることでしょう。

ただ、そして、そういった新人や弱き軽貨物ドライバーを食い物にしているピンハネのブローカーのような軽貨物配送業者が存在しています。

軽配送の仕事を紹介して与える代わりに高額な軽貨物車を買わされたり、高額に軽貨物車をリースさせられたり、実態は仕事案件で売上の100%保証がどこまであるのかわからない世に中であるにも関わらず、開業間近の初心者ドライバーの足元を見て、悪徳に商売する業者も少なくありません。

それはさておき、

業務委託、即ち、個人事業主の軽貨物ドライバーには「良い案件を見つけようとしたり、良い案件を探している」レベルの漂流ドライバーがいます。

お金を稼ぎたいのはわかりますが、そういう考えの人がいくら懸命に仕事案件を探しても、所謂、そんなレベルでは「そんなもんの仕事」しか見つからないでしょう。

そんなのは開拓でも何でもありません。荷主が暇なときは暇になってしまい仕事が減るでしょう。結局、フリーランスではないフリーランス風では日雇いレベルのフリーター、そういう話です。

個人営業や事業主として大事なことは、軽貨物の掲示板やSNSを睨めっこして良い案件を探し見つけてエントリーすることではありません。

最大手の運送会社から直接依頼を請負するならば良い話ですが、最大手ではなく、地元地域に密着もせず、SNSや掲示板で名前が出てくるような荷主様のブローカーであるピンハネ業者の軽貨物運送会社に定期案件で嵌るとドツボと言われており、中長期の仕事安定性を考えた際に、違和感を覚え、妥協も増え、あって無いような目標からかけ離れていく無力さを感じている人も多いと思います。

ただし、請けた仕事案件を稼働してから数ヶ月で不平不満を語るレベルの軽貨物ドライバーは最低レベルの軽貨物ドライバーと言われています。荷主はそのようなドライバーを採用することはありません。

やるならやる、やらないならやらない、ドライバー中心に世の中にビジネスは動いておらず、これが経済構造、社会人としてのモラルです。

都合のいいことだけを抜き取って解釈する人が意外と多い世界なので、そういう人は大きな企業組織の中では信用も信頼も欠如していると見做されるので、その傾向があるならば、社会的な仕事の勉強をし直し、まずは配送という仕事での責任感の意味を理解できるようになるべきでしょう。

「初心忘れずべからず」は偶にではなく毎日のスタンスとして大事です。偶にでは意味がありません。

個人営業にも関わらず、そういった思想での働き方では「活き活きと」安定的に仕事の世界で生き抜いていけません。

甘くはないです。

私は前職で荷主メーカーの立場で20年以上日本全国の顧客と商売する仕事をしてきた経験があってか少し感じることがあり、ドライバーが自己成長して仕事を維持する上で大事なことは、仕事探しではなく、業務委託での軽貨物ドライバーを求めている荷主様にとって「あなたが良い案件なのか」です。

仕事を探すのではありません。絶対的な自信と責任感を売り込むのです。

あなたが社会人として覚え鍛えてきた姿勢、得意、これから実直に軽貨物の仕事を熟していこうとする姿勢を「荷主様に売り込む」ことの成功イメージを自分で真剣に考えなくてはいけません。

目指すは配送業務の成功ではありません、仕事を探すのではなく、自分の才覚や能力を営業的に売り込むのです。

どうであれ商売は基本的に需要と供給です。

軽貨物ドライバーとしてあなたが持つ人間性の魅力や責任感を荷主様に供給するわけで、それに尽くし、それが見積りであり、対価であり、あなたの価値です。

根本的な話、これすらもできず、事業センスがズッコケているのに一丁前に苦労だけは立派にしている実運送の軽貨物ドライバー業者がいます。

そういう軽貨物ドライバーほど、隣の畑ばかりが気になって、仕事や荷主や配属先に感謝をせず、自分が担当して請けている仕事案件を批評します。

かなり社会人としてのモラルと事業能力不足です。

また、軽貨物のSNSや掲示板で毎回名前が出てくるような水屋やブローカーで街のゴロツキ利用運送のピンハネ案件を仕事探しで手を出してしまい、請負仕事で苦しんでる自分にすら気づいていないような軽貨物ドライバーも意外に多くいます。

良心的な配属会社だからとか、良心的なブローカーだからとか、無理に自分に言い聞かせているような人たちです。

もちろん、スポット案件ならそれで良いのですが、長くする仕事である定期案件を求めていながら、それに手を出すとダメなパターンなのは常識的にわかる筈です。

業務委託の軽貨物ドライバー経験者が営業開拓の行動や苦労もせず、掲示板で仕事を探してはコロコロ仕事案件を乗り換えて請けてきたような人は、既に、営業能力を育てる思想自体がゼロ化しています。

自分の仕事を探すのではなく、荷主様に役立つ技術を身につけてから仕事を売り込むのが賢明でしょう。

もちろん、営業にもセンスがあります。

基本、軽貨物事業では商社不要論で構いませんが、荷主メーカーや最大手運送会社との人脈も時には必要です。

また、取引リスク回避のための介入依頼も大切なことです。わざわざ第三者を介入させるのも理由があるわけです。

個々の軽貨物ドライバーは仕事柄、業務中の道路状況しかり、だだでさえいつもと違う出来事に遭遇しやすく、ストレスをかけた緊張状態をつくって仕事をしています。

相応にストレスを多く発生させますし、人よりも稼いで疲労を感じる機会が多いほど、体内ではストレスを多く発生させるため、稼ぐドライバーほど休息で健康を保つのまでが仕事と思うべきです。

軽貨物の仕事も事業も無自覚の状態でストレスを蓄積していくこと(苦にならないと感じている状態)に細心の注意をし、稼げば稼ぐほど疲労も多くなるわけで、気が付いた時には疲れて動けないということも起きます。

しかし、それすらも経験です。

自己成長するならばそれすらも体感し、耐性を見極め、場数が違う軽貨物ドライバーとなって、強い営業スタンスで、バリバリ、活き活き、チームワークであろうとグループワークであろうと気の合う仲間ドライバーと共に仕事で生き抜いていく!のも楽しいはずです。

当然、稼げます。

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