周りから見て成長が感じ取れない軽貨物ドライバーや成長実感のない軽貨物ドライバーは所詮は楽な仕事しか経験していない。上には上がいる。
小さな力でいい。
軽貨物運送業のようなスモールビジネスは点滴穿石の考えで一滴一滴の小さな水滴であろうと同じ位置に落ち続ければ長い年月を経て固い石にも穴をあけるといった意志や意欲が必要不可欠だと私は考えている。
その年月の物差しは単なる軽貨物ドライバー経験の長さではなく、自分流でやると決めたことは絶対にやるという意志と意欲を持って仕事やプライベートを継続するといった人としての意志や意欲の期間である。
ブレたら失敗となって無意味なリセットを繰り返すことにもなるので遠回りをしない仕事人生の成長を心掛けるには無心や集中力が大事となる。
反面、軽貨物運送の事業や仕事は意志と意欲の軸にさえブレが無ければ1人単独での小さな実力であろうと積み重なれば強大な実力になる。
そう、誰しも荷主企業や仕事関係者が頼れる配送ドライバーであったり仕事を安心して任せられる配送ドライバーへと進化はできる。たとえ名の知れぬ一匹狼のような業者であろうとも十分に周囲からの信頼性を高めることも可能だ。
そしてどうせなら賢く楽しく仕事や事業はするべきでもある。喜んで仕事ができ仕事があることに感謝できる人物へと成長すべきでもあろう。大らかさと心のゆとりは成長軸になる。
業務請負は汗水を流して頑張ればいいってもんではない。個人事業主のドライバーはサラリーマンではない。
配送の仕事で実力をつける際には思い通りにならない事態も当然に起こりつつラッキーな出来事も当然に起こる。物流業界や運送業界の仕事でイレギュラーな出来事にいちいち文句を言ったり過剰反応する必要も全くない。そして恩による業務対価以上の見返りを求めてはならない。順応と耐性でもある。
プライベートは別としても事業や仕事は自分の気持ちがプラスとマイナスの間を揺れ動くのも当たり前のことで、取引先や自分に関わる周囲の人たちの気持ちもプラスとマイナスに揺れ動いていると考えてよいだろう。
だからこそ人としての安定感は信頼となる。
軽貨物ドライバーの中には自分の実力無さを棚に上げて仕事内容の愚痴を周囲の人間にほざいたりするタイプもいるが、それが酷くなると折角の縁ある仕事関係者を恨んだり憎んだりなどと気がつかずに闇へと向かっている人間もいたりする。
1人の軽貨物ドライバーとして総合的な実力が無いため相手や状況に捉われているだけである。
如何にして成長が大事なのかがわかる。
当然ながらマイナスな気持ちをいち早くプラス転換することが成長を早めるノウハウであって仕事人生をうまく築く知恵となる。
結果は必ず付いてくる。