軽貨物ドライバーの中には現場で顔を合わせる他社ドライバーに、他に何の仕事をやっているんですかとか、何か良い仕事ありませんかとか、言ったり聞いたりする人間がポツポツといる。
完全アウトである。言ってもアウト、聞いてもアウト。
業務請負の仕事内容は重要な受発注情報でありその漏洩は企業が顧客の個人情報を流出させてしまった場合と同様で、機密事項や秘密事項の漏洩として民事上や刑事上の法的責任を追及される可能性は普通にある。
且つ、業務請負の業務上で知り得た情報や人間関係を個人として私利私欲で利用をすれば横領にもつながる。情報漏洩は一回だけであろうと完全アウトである。
自分が受注している仕事情報を他社ドライバーに言わないこと。他社ドライバーの仕事情報は聞かないこと。言ったり聞いたりした事実により配属会社に不利益をもたらせば賠償責任もあり得る。
もちろん、後からも捲られる。
仕事情報しかり、自分が請負している案件の単価しかり、知り合いの家族情報や個人情報しかり、その情報漏洩は高い確率で法的な措置となる。
アホみたいにそれを雑談すればごめんなさいではもう済まされない。大きな問題なると認識して一つ一つの仕事業務を遂行しなくてはならない。
担当している配送仕事でもそれは自分の仕事ではない。