ドライバー品質の良さを口にする軽貨物会社は糞ダサい

私がこれまで見てきた悪い軽貨物ドライバーや悪い軽貨物配送業者の典型例。

帰属意識の善と悪。

軽貨物配送会社の中には配送品質が良いという言葉を使って自画自賛する会社があるがそもそも配送品質とは何なのか疑問に思う。

  • 企業の質
  • ドライバーの質

運送業界全般で川下ではない川上にいる方の運送会社が騒いでいるドライバー不足問題は今まで調子に乗って多重下請け構造の中でグループだとか言ったりしてドライバーが多くいるように見せかけてバブルに誇大な仕事量を作ってしまい首が回らなくなっている点とドライバー不足問題の実態はドライバーの量ではなく質の問題が深刻であるにも関わらず利用運送などの運送会社は荷主企業に対して自社単独でできもしない配送サービスを提案して利益や仕事量をマウントと利益欲しさに増やしたことが表面化しただけと客観的に捉えている。

それらは安直な細別化の悪ともなった〇〇〇〇円を買えば送料無料サービスというどんぶりコスト的に無茶な販売アピールをする荷主企業を生んでしまったのも事実だろう。

それはネットスーパーしかり通販サイトしかりできもしない無料サービスをエンドユーザーに提供すればその売り方はいつか破綻する。

そのジョーカーを引いたのは末端で仕事をする個人ドライバーと言える。無料では運べない荷物を送料無料というアピールで商品を販売して消費者に商品を届ければ発生する運賃コストの皺寄せは何だかんだいって最終的には末端に出てくる。

そんな中で少ないマージンを取り合う多重下請け構造の底辺にいる軽貨物配送会社が運賃ピンハネを更に目論んでありもしない企業の質とドライバーの質をアピールをすれば配送現場の末端にいる業務請負の個人ドライバーはどんどんどんどん労働環境が悪化する。

はっきり言って法人の軽貨物配送会社で配送品質の良さという言葉とプロフェッショナル集団という言葉を使って自己アピールするパターンの業者は大嘘レベルが実態なのは言うまでもない。

会社の経営陣が酔いしれて自分ではそう思いたいだけのことだ。

配送品質が良いという言葉とプロフェッショナル集団という言葉は胡散臭い自社アピールで使うべきでない。

軽貨物配送会社で働くドライバーはその多くが社員雇用されたドライバーでもないため企業帰属意識がない下請け業者で委託された孫請けのドライバーだったり、独立した一匹狼の個人事業主ドライバーが業務請負で働いている。

軽貨物配送会社は一般企業のようにドライバーに対して社員教育のようなことができる関係ではないのだ。座学程度のことで教えた教わったと言っているだけである。

徹底したドライバー教育という言葉を口に出すような軽貨物配送会社もあるが信頼に値しない。

どうせ変なドライバーが仕事に来るパターンである。

もちろん良いドライバーと言われる人間も存在するが誰しも身体は一つであり、良いドライバーほど引っ張り凧で新しい仕事をバンバン追加担当はできない。

委託でドライバー募集ばかりする軽貨物配送会社は採用基準が無いに等しい。誰でも構わずに多重下請けであろうと配送現場にぶち込んで運賃ピンハネをするだけなのが実態。

あの現場はあいつでも大丈夫だろう、あの現場はあいつでなければだめ、という低次元な内部事情なので良いドライバーなどひと握りしかいない。茶髪ドライバーだったり、髭ドライバーだったり、喫煙ドライバーだったり、作業着ではないパーカーやスエットみたいな服装で仕事をしていたりなど。

物売りと同様だが量と質を掛け合わせて仕事受注をバンバン増やすことができれば暫くは良い結果が出てくるが、配送品質の偏差値をどんどん高めることは容易なことではない。

少数の人間だけが偏差値を高める動きをして悪いドライバーが足を引っ張る動きをしているのが現実と思われる。

配送の仕事が早くて正確な仕事っぷりであろうともそんなことは配送品質の良さと言えない。

言葉遣いを誰に対しても丁寧語できちんとしていて、身嗜みは上下作業服をきちんと着用していて、愛想がよく、挨拶がきちんとでき、といったことも社会で働く者として当たり前のことなので配送品質の良さとは言えない。

早くもなく遅くもなく時間を守る、嘘をつかない、ルールを守る、報告をきちんとする、連絡をきちんとする、相談をきちんとする、そんなことも働く社会人として当然のことなので配送品質の良さでもない。

やはり真の配送品質は費用対効果での顧客満足度となる。

  • 安くて早くてうまい。
  • 安くてうまくて早い。
  • 早くて安くてうまい。
  • 早くてうまくて安い。
  • うまくて早くて安い。
  • うまくて安くて早い。

担当するドライバーが持つビジネスのセンスとビジネスのスキルを知れば結果は見えてくる。

スキルとセンスは生まれもったとは言わずとも小さな頃からの生活や学びの積み重ねでもありミドル層やシニア層になってから急に芽生えることは九分九厘ない。

人間と人間の関係で信頼を築き上げることは怠ってはならない。

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