業務用軽貨物車のカーエアコン故障のトラブルシューティングとカーエアコンの修理をしながら感じとれる課題。
新車であれ中古車であれ業務で使う軽貨物車の日常点検や整備メンテナンスはプロの軽貨物ドライバーにとっては重要な課題である。
業務で使う軽貨物車は軽貨物ドライバーの商売道具であって車の整備屋任せという他人事では済まされない。
車が得意とか得意ではないとかではなく軽貨物車の日常点検や整備メンテナンスを疎かにする軽貨物ドライバーは配送の仕事が確実にできようができまいが軽貨物ドライバーとしての信頼性は大きく欠如となる。
故障するのではない。大事な商売道具の整備メンテナンスを蔑ろや疎かにして自ら故障させているのだ。
商売道具を大切にできない人間が責任のある配送仕事を請負できるはずもない。
また、車のことを知ったかぶるドライバーは最もタチが悪い。
メンテナンスや整備すらできずに自分でやれもしないことを軽々しく知ったかぶる人間は技能や技術でいざとなると必ず吠え面をかく。
個人事業主として責任のある仕事を業務請負する軽貨物ドライバーが自身が乗る軽貨物車の日常点検であったり整備メンテナンスのことを知ったかぶれば車両故障の発生時に仕事関係者やクライアントにも大きな迷惑を掛ける。
できることはできる、できないことはできない。技能や技術は嘘をつかないので丁寧に向き合う必要がある。
軽貨物車の日常点検や整備メンテナンスを整備工場や他人任せにしても自分の仕事に支障が出れば無知は言い訳にしかならない。
車が使えなくなれば自身の売上収入にも大きく影響する。仕事関係者にも損を与える。
まさに商売道具。商売道具を丁寧に扱う大切さを知らない軽貨物ドライバーに人並み以上の信頼などあるわけがない。
業務請負で働く軽貨物ドライバーは車両の日常点検や整備メンテナンスにコツコツと向き合う姿勢そのものが配送の仕事に向き合う姿勢への評価でもある。
仕事がうまくなりたいならば周囲を優先しつつ自分のことは自分でやりながら徐々に自分でやれる範囲を大きくして信頼を高めていくのだ。他人話はどうでもいい。
我々軽貨物運送業にとって車は消耗品。軽貨物車が新車の状態であれ中古車の状態であれ自前の車であれリースやレンタルの車であれ軽貨物ドライバーの信頼と成果を引き寄せているのは軽貨物車である。