個人事業主で働く軽貨物ドライバーの多くは商社マンやビジネスマンのような賢さはゼロ。それなのにハイレベルな割に合う仕事の稼ぎを求めている人間もいたりする。
さらには馬鹿丸出しな感じでお昼にこれ食べましたーなどとSNSでつぶやくレベルの人もいたりする。単純労働者の世界はやはりそんなものだろうか。
個人事業主での軽貨物ドライバーという職はいくつもの仕事を並行する頭脳を使うわけではなく、身体一つで仕事をする単純労働。物理的に身体一つで同時に二つの異なる納品はできない。
金儲け主義でドライバーファーストを謳いながら鴨葱ドライバーを委託でバンバン募集して労働運賃ピンハネを目論む軽貨物会社の毛の生えた経営者らは取引先や周りの人と協力をしないと事業が成り立たない。
そういう軽貨物会社が必死に人海戦術でやっていることは仕事の因数分解である。少しの賢さは必要である。
それらはいくつかの配送仕事案件を受注して仕事を並行させることによりようやく稼ぎではない儲けが生まれる。
仕事の流れを整理して因数分解をし、取引先の優先順位をつけ、ドライバーも優先順位をつけ、皆んなにいい顔だけして仕事を回しているわけである。
軽貨物ドライバーで単純労働者タイプは仕事の因数分解ができない。そこが搾取する側と搾取される側の大きな違いである。
こういったことを理解した上で付き合う人やメンターを決めて単純労働者として自分の能力に見合った割に合う配送仕事の立場を手に入れないと仕事継続率は必ず下がる。一つの我儘で二つも三つも信頼を失う。
営業弱者の個人事業主ドライバーは仕事継続率は常時98から100パーセントに近づけられるように積み上げを考えておかないと一歩進んで二歩以上下がるを必ず繰り返す。
そうなると稼ぎは想像以上に減る。お金と信頼の稼ぎは一緒くたにすると良いことは起きない。
現在、形を変えた多重下請け運送で個人事業主ドライバーのひよこ喰いをしている仕事マッチングアプリ配車会社や協会や組合窓口や運送ネットワークは馬鹿で間抜けなそんな単純労働者ドライバーが好物である。
それらは賢い軽貨物ドライバーが増えてくるとマウントを取れなくなって自ずと潰れる組織とも言えるか。