雇用ではない請負契約での配送仕事

雇用された社畜ドライバーになるのが嫌な人は個人開業して軽貨物運送業のオーナードライバーとなるわけだが、自営業の心のスイッチを入れたら、世話になる配属会社や荷主企業に対してジェスチャーや表情で好印象をアピールしたり、書類やイラストの営業書類を作って心から丁寧に仕事受注の希望を伝えることが大切。

個人事業主である限り、誰かが飯を食わせてくれるわけではない。

業務請負の配送案件で不慣れな仕事の場合には積極的に挑戦して数日で業務を覚えれば良いだけのこと。

もちろん、自分でやると決めた受注業務を途中で投げ出せば業務不履行で賠償問題につながる。医者が手術途中でオペを自分勝手に投げ出すのと大差ない。

そんな中、業務請負の軽貨物ドライバーとしての義理と人間力とマナーは成長意欲をもっていないと身につかない。サラリーマンではないのでお金を稼げばいいってもんではない。

軽貨物ドライバーの業務は表情を決めて自分にとて重要なことをしっかり相手に言ったとしても相手に意味が通じるとは限らない。

言葉遣いは、ゆっくり、はっきりと、を心掛ける大事さを頭で理解できているのは当たり前のことで、それよりも、相手の話にしっかり耳を傾ける能力を育てる方が大事であり、それは非常に難しいことの一つでもある。

場数、実践あるのみ。

配送業務では基礎勉強をしているならばわからないことはわからないと相手に伝えても決して失礼ではない。

しかしながら「聞いてない」「言われてない」というスタンスは最悪な人物評価となる。

物流の世界では「行けばわかる、聞けばわかる」と関係者から指図されることも多々あるが相手任せで礼儀やマナーのない運送会社や軽貨物ドライバーはアウトである。

それと同時に、軽貨物ドライバーは仕事で汗だくになるので服装や見かけや格好は気を遣って作業できるゆとりはないのも事実だが、働く社会人たるものその人物は見かけ以上に評価されることは稀。

服装がしっかりとしていればよし。

ハンサムで格好いい人は得。可愛く美人な人は得。嫌でもそれが人の才能。

もちろん、作業着が汚れているだけで仕事ができない人と思われる。

身嗜みが悪いだけで駄目なドライバーと思われる。

言葉使いが悪いだけで出入り禁止のドライバーとなる。

軽貨物ドライバーは荷物を運ぶだけで労働運賃のお金を貰えるので実際には定められた時間に荷物を集荷して届ければよいわけだが、その荷物の荷主企業やメーカーはそのお客様に対して荷物を届けてはいおしまいではない。

荷主企業やメーカーはお客様に商品が売れればよいだけではない。

スムーズに商品が売れていくことが大切。そう、スムーズに。

不特定多数への販売行動では地方地域や文化や家庭で微妙にニュアンスの違いがあることも意識する。

関東では正しいとされることが関西でも正しいとは限らない。

言葉遣いの悪さしかり、私服みたいな作業服を着て、タバコ臭い、このようなドライバーは厳しくとも当たり前に淘汰される。

それが理解できないような人間は個人事業主ではなく社則のある会社に雇用されて奴隷や社畜のように働くしかないだろう。

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