相手に格好がつく取引と相手から信頼される忠実義務を守ることで荷主企業のビジネスを応援する信頼関係の構築。
3周を回ってからが本当の仕事人生。
軽貨物運送業のビジネスは取引先とドライな関係性が何かとよい。
ドライであれば相手は冷たく感じ取って誤解されることも多いが事業や経営で過剰な付き合いは無用であり、ブレずに信念を持って事業勝算を極限まで高めながらミドル層やシニア層の軽貨物ドライバーは誰しも訪れる仕事人生のゴールに自分流で堂々と向かっていくべきだろう。
ドライとは言っても味気なく素っ気ないということでもなく意思疎通さえできれば言葉は要らずとなる。
軽貨物運送業を営む者とし取引先との信頼関係構築を望んだときは配送の仕事上で今後起こるであろう物流改善の壁を一緒に乗り越えていこうとする互いの姿勢が根本的に必要になると考えている。
金の話ではない。
軽貨物ドライバー業者と荷主企業に於ける信頼関係構築は取引関係構築の初動プロセスが重要だが、運賃が高いとか安いとかお金を払うからとかそういうことで仕事や事業を応援し合うことにはならない。
そう、売れりゃいいってもんじゃない。
私のように無闇に同業者の知り合いを増やさないタイプは仕事上で新しい取引関係構築をするか否かは信頼関係構築に発展できることが大前提となるため取引関係構築自体が慎重姿勢である。
そして会社や事業は生き物であって取引にもエンドレスはないため会社や事業は良いときも悪いときもあることを前提とする取引となるわけだが、それに関係せず物流の仕事は365日24時間ずっと動いていて止まることはない。
時には勢い任せで売上や物は動くためそうした中で荷主企業側では様々な課題が現場に放置されやすい。
事業や経営で課題を放置すればコストだけが浮き彫りとなってそれが物流部門のこととなれば物流の費用対効果をうまく感じることさえできなくなる。
あれも無駄これも無駄、あれもコストカットこれもコストカット、となって仕舞えば義理もへったくれも無くなる。
物流が機能していることが当たり前となってしまうからだ。
面倒や手間は避けるのは大事なことだがそれでも決して手を抜いてはいけない。
我々軽貨物ドライバーの事業では取引の大小にかかわらず配送費といった労働の対価となる金銭を取引先とやり取りする慎重性が常に必要であり、配送業務の継続的な取引を行いたい場合には一方的ではなく相手と互いに人間の信頼関係が無いと継続は成り立たない。
信用は然程重要ではない。信頼がベースとなる。