千葉県で軽貨物配送の仕事をしているとネットスーパーの配達ドライバーや通販などの宅配ドライバーの愛想の良し悪しが気になる。
ネットスーパーの配達仕事なんかはビジネスモデルが崩壊しているので先々で淘汰されるだろう。
20年ほど海外企業とのミーティングや日本全国の取引先へ商品販売をしていた経験があり、外国人相手でも日本人相手でも仕事での「愛想」が大切であることを少し理解しています。
愛想は取引上でも意外に重要なことで、愛想がないだけで「客を馬鹿にするなよ」というクレームになることもあり得ます。
何事も努力が成果に直結するとは限らない社会ですから、少しでもやれることは積み重ねておきたいものです。
軽貨物配送の仕事でも人に対する応対の仕方一つで配達ドライバーの質が問われます。問われるのは仕事のミスだけではありません。
配達ドライバーの性格が忠実で真面目で真剣であろうとも、お金を貰う仕事である以上、人に好感が持たれるような言葉使い、表情、好感ある振る舞いを注意しなければ、その時点で無愛想なドライバーという見方となってしまいます。
日常業務での成功も失敗も関係ありません。愛想は大事です。
しかし、愛想の安売りや、又聞きの知識を語る人、浅い知恵での愛想やフランクでは取引相手に対する信用や信頼は長続きしません。
軽ドライバーしかり社内外の人と接する社会人が真剣さを図る上で愛想はファーストアクションでかなり重要ですが、その愛想以上に、美学、商品知識、その業界の知識をきちんと持っておくことも大事です。
軽貨物ドライバーは自分の行動が商品です。自分の姿勢と技術を売り物にしているわけで、その自分の技術がどういったレベルなのか客観的に捉え、どのような応用が得意なのか、常日頃から自分の美学をも答えられるようにしておくべきです。
個々の案件単価やドライバーの稼ぎや会社の儲けばかり気にしていると、「客を馬鹿にするな!」という事態になります。