千葉県で稼働する個人事業主の軽貨物配送ドライバーはどうやって生き抜いているのか。どのように鎬(しのぎ)を削っているのか。
私は軽貨物専門のシフタープロ便が地元千葉でこれから展開するための事業準備の一環として、千葉県内における軽貨物配送の現場実態を把握しようと試み、自分自身で興味のある配送現場の案件には瞬発力と行動力で「実際に自分の足を運んで」稼働しながら仕事の検証を続けています。
軽配送の仕事に限ってのことではありませんが、仕事を磨上で職場での居心地を求めるようでは人並みしか稼げません。
軽貨物はいき慣れたら仕事は楽になります。それに甘んじてはいけません。
千葉県でも何やらフリーランス風の軽貨物ドライバーを多く見かけますが、フリーランス擬きでは信用や信頼の幅が荷主から狭すぎ、そのような日雇いドライバーの立場では生き抜くパワーに欠けます。そうフリーランス軽貨物ドライバーでは安定性も将来性もイマイチなのは分かりきってます。
しかし、生活する上で仕事の安定性を優先してどこかしらの社員ドライバーとなっても拘束感と配送仕事特有の奴隷感がハンパないでしょう。人より稼げませんし、社員ドライバーになるならば営業開発系とか事務系とかの職を選ぶでしょう。
ミドル層でもあり、今更、机の上で利益のお金を計算をしていても仕事として面白くありません。自らハンドルを握り続け、多忙であろうと少しキツイ仕事、少し難しい仕事、を習得しようと試みています。
そんな中、巷の軽貨物ドライバーの中には自身で実際に経験や体験をしたこともないのに「他人の経験談」や「入れ知恵」や「眉唾のネット情報」を自分の話かの如く会話する人がたまにいます。
私はそういうハッタリを言う人や知ったかぶりの人が嫌いです。
同時に自分の過去の職や過去の仕事を会話するような後ろ向きな人の仕事スタンスも好みません。所謂、違う職の仕事話をするような仕事への集中力が欠如した人は虫唾が走ります。
過去に頑張った仕事は自分自身のチカラの源であり、社会人としての魅力なわけですから、ぺちゃぺちゃと他人に喋らず、自分自身の心の引き出しの奥側の奥に仕舞っておくべきことだと考えています。
さらに、誰に報告したいのか知りませんが、自分の収入をなぜかブログやSNSで惨めに公開しているような人もネットで見かけますが、その内容が仕事っぷりや勉強の仕方も甘いですし、稼げていない現実にも関わらず何故そんな暇があるのかもよくわかりません。
さて、軽貨物配送という仕事は、業務委託で仕事する個人事業主ドライバーと、社員雇用で仕事するサラリーマン風ドライバーがいますので、その人たちが働いて稼ぐ姿勢を一緒くたにして評価はできません。
私に関係のない人がどのように稼ごうが関係ありません。軽貨物ドライバーの大半はああでもないこうでもないと言いながら、みんな基本は懸命に頑張って働いています。
そして、業務請負の軽貨物ドライバーは、朝型の軽貨物ドライバー、昼型の軽貨物ドライバー、夜間型の軽貨物ドライバー、深夜型の軽貨物ドライバー、の4つにタイプは分かれます。
私は千葉でシフタープロ便の事業統轄者として、千葉県における軽貨物配送の実態を検証と稼ぎを兼ね、それぞれの型で、自身で経験と体感を積み重ねています。
やるときにはやるだけですが、計画的に特訓的で睡眠時間を極限まで削ることもあります。私の場合、稼ぎは最低限があれば問題ないので稼ぎ云々は二の次ですが、仕事を「真面目」に学ぶと稼ぎが後から付いてくるのは本当の話です。
そんな中、朝型、昼型、夜間型、深夜型、それぞれの配送現場で、それぞれの軽貨物ドライバーと出会い、会話をします。もちろん、地元と関係なく、一切面識のない軽貨物ドライバーですし、そういったドライバーのエリアも関東や東北やそれ以外のエリアの方々とも出会います。
当然ですが、仕事料金の会話や業者批判や業務批判は、社会人としてタブーですので一切致しません。
ペラペラと料金のことを聞いたりするビジネスモラルがない人間も一部で存在しますが、そういう人は肝心な仕事において信用や信頼に値しません。
やると決めてイモを引くような人も一切信用しません。
とある先日、深夜型ドライバーの知り合いがユニークなことを話ししていました。
その方は「私は仲介業者のために仕事をしていなので、仲介業者からの評価など一切気にしない」と強く語っていました。
何か嫌なことでもあったのでしょう。
もちろん、私自身も軽配送の仕事仲介業者ファーストではありません。
千葉でも軽貨物運送会社の多くがハンドルを握らずに仕事を仲介するだけのピンハネ屋ですし、マージンをとるにも関わらずして斡旋する仕事内容も知らないようなスタッフが横柄な態度で接してくることもあります。
しかし、自分の心のどこかで、モテたい、荷主に評価されたい、荷受人にも評価されたい、そして仲介業者にも評価されたいと考えます。
がしかし、やはり、どっちを向いて仕事をしているのかはとても大事です。
傷を舐めてもらおうとする軽貨物会社や軽貨物ドライバーも意外に多くいますので、これから軽貨物配送で独立する計画の方は、SNSで寂しく呟くネトウヨ軽貨物ドライバーやネット情報を鵜呑みにせずに、仲間とともに、自分自身でいろいろ体験して欲しいと感じます。