委託の軽貨物ドライバーにとって優良な荷主企業とは。
顧客至上主義を守る。
個人事業主の軽貨物ドライバーがパフォーマンスをあげるのは至って簡単。それは顧客の言うことを断らないことです。
個人の事業でも法人の事業であろうと顧客に対するパフォーマンスが悪くなれば仕事はなくなります。
そもそも日本人が会話で使うパフォーマンスという言葉には特定の定義はありませんが、私は日本人同士で仕事の打ち合わせをする際にパフォーマンスという言葉が出てくると頭をクリーンにし、相手がパフォーマンスという単語で何を言いたいのかきちんと解釈を試みます。
軽貨物ドライバーのパフォーマンスを冷静に考えると、宅配経験があるとか、運転がうまいとか、配達が早いとか、土地勘があるとか、車に詳しいとか、愛想がいいとか、そのようなことをパフォーマンスとして捉えて深追いしても軽貨物ドライバーとして優秀な人材にはなれません。
優秀な軽貨物ドライバーのパフォーマンスとは「顧客の言うことを聞く」「顧客の言うことを聞ける」ということなのです。
実はこれ以上にパフォーマンスをあげる最強の方法はありません。
良くも悪くも言いなりの状態になりますが、いちいち反発せず、可能性を拡げるために言いなりになれる営業力を持つことの大切さを個人事業主の軽貨物ドライバーとして真っ正面から理解し、1人の人間、1人の軽貨物ドライバーとしてパフォーマンスを高めながら荷主企業とコミュニケーションをとることの成功で、ようやく売上成果の向上が生まれる土俵に立てるといったビジネス展開を展望できるのかが自営の心構えです。
コミュニケーションをとるのが苦手という人もいます。営業商談は苦手という人もいます。もちろん、苦手なことはやらない力も大切ではありますが、それ以上にパフォーマンスを高めることは個人事業主が健康経営で稼ぎ抜くには生命線となりますので、嫌いとか苦手だとかああだこうだ言っている場合でもありません。
- 信じ、やるからにはやる。
軽貨物配送の仕事を通じてお金とスキル以外に何を得ようとしているのか、そういったことも自分の心の中で明確して毎日の仕事に挑まないと疲れても疲れても人間力が一向に高まらず、魅力のない軽貨物ドライバーのままです。
- 自営は自分流で構わない。
個人事業は自身の実力以上に背伸びする必要がありません。経済、景気、事業、経営、これらは良いときも悪いときも当たり前にありますので、狼狽えず、自信を持ってブレずに色々なことをコツコツと学び続けていくことも大事なことと思われます。