製造業や卸売業の物流部門は事業のコストセンターであり会社売上の波動に対応できる物流体制作りが営業部門の計画性を高める。
鋭い直感の軽ドライバー。
私自身はその辺の軽貨物ドライバーとは異なり独立系の軽貨物運送業者の現役ドライバーなので軽配送の同業者とは無闇に知り合いになったりはしない。
当然ながら担当で請け負う責任業務のNDAを考えているからである。
請負業務上で知り得たあらゆる情報の漏洩についてNDA(秘密保持契約)は会社雇用のドライバーであれ外注委託のドライバーであれ舐めてはいけない。
よくあるパターンだが業務請負で働く軽貨物ドライバーが配送現場で一緒に働く他社ドライバーらと接触して雑談をしたりヘラヘラと仕事案件のノイズを掻き集めてくる人間がいるわけがそんな人間はNDAという以前に業者ドライバーとして信用も信頼もできない人間と見做される。
ヘラヘラとノイズを掻き集めてくる人間はヘラヘラとノイズをばら撒いているのでタチが悪い。
内緒話をするような小学生がそのまま大人になってしまったパターンなのは言わずともであるがそんな感じで働く要注意人物の社会人が個人事業主の軽貨物ドライバーには多い。
今も昔も他人や仕事の悪い話ばかりをする人間の会話は単なるノイズな話ってだけではあるがそれが有益な情報かどうかということでなくノイズな話は飛び火して自らの周囲で仕事や事業で足を引っ張る可能性もある必要悪な情報に成りかねない情報漏洩の内容であることが多い。
情報を漏らす軽ドライバー。
会社経営や事業運営やセクションで仕事で人の上に立つ責任仕事の経験がない人間が平気で個人事業主のドライバーになっているのが現実なので自営や経営に関しては多くの業務請負ドライバーが馬鹿丸出しなのは仕方ない。
請負業務上で知り得た情報漏えいをしてしまうと不正競争防止法違反の罪に問われて「多額の」損害賠償を請求されることすら知らないのだろう。
そう、情報漏洩は単なる賠償ではない「多額」の賠償なのだ。
自分が請負している仕事の単価など金の話を他社ドライバーとするような人間はNDAで一発アウトである。我々の業界で仕事上で金の話を周囲ドライバーとすることはタブーだが「言わない」「聞かない」が鉄則。情報漏洩の責任で言い訳は通用しない。
もちろん金の話だけではなく業務請負で知り得た仕事情報の漏洩はその場で委託切りやクビになるだけでは済まされず配属会社や競合会社からは数ヶ月後や数年後であろうとも事実の発覚により情報漏洩の損害賠償が待っている。
情報漏洩の損害賠償は多額で危ないと言われているには理由もあって情報漏洩の損害賠償は上限がないのだ。
例えば3000円の請負仕事であろうとも報酬範囲はそれに関係なく数十万や数百万や数千万といった賠償責任など情報漏洩は本当に一発でアウトになる。
個人事業主ドライバーという責任範囲を自分都合で解釈している感じの人間は要注意である。請負している配送業務は自分のための仕事ではないのだ。
私自身は荷主企業の物流部門で働く人達であったりトラック運送会社で働く大型トラックや中型トラックの運転手や倉庫物流会社で働く人達と接する機会が多いがNDAの環境が意外としっかりしている。
逆にいうと軽貨物ドライバーの連中は異様にNDAの意識が無さすぎる。
馬鹿丸出しで〇〇円で〇〇会社の案件を請負しているなどと他社ドライバーや同僚ドライバーと一度であろうと会話をすればその情報漏洩の事実は二度と消えない。
そう、情報漏洩は消せないから責任がかなり重い。当たり前だが、知らなかった、ごめんなさい、も通用しない。
ヒト、モノ、カネ、情報、は4大経営資源である。
業務請負の軽貨物ドライバーの多くは配属会社から仕事を請負しているにも拘らず配送現場で競合他社のドライバー同士で阿保みたいに仲良くなったり知り合いになろうとする不審人物も多い。
しかもこの狭い業界内で且つ街中に腐るほどいる軽貨物の業務請負ドライバーの中で自身の市場価値をどんどん下げていることにも気がついていないことも情け無い。
儲ける必要はない。稼げばよい。
担当する仕事案件や配送現場に慣れてくると初心を忘れてしまい実力がないのに悪い癖ができあがり自分都合のやり方を優先してしまい指示系統から指図のないことを勝手にし始める。
任された配送は自分のための仕事ではない。荷主企業の利益貢献であり、配属会社の利益貢献であり、取引先の利益貢献であり、荷受人の利益のために我々の配送仕事は存在する。
我々の置かれた立場は表面上は配送業務を実直に遂行すればよいだけではあるが時として友達以上恋人未満のような立場で荷主企業のビジネスを想うことが求められる。それができない人間は嘘や誤魔化しの繰り返しでメッキは直ぐ剥がれる。
荷主企業の業績が上向く言動により荷主企業の事業をサポートする姿勢でなければ真の貢献などできるはずがない。
私自身も荷主企業の営業部門とはダイレクトに接することが少なく荷主企業の物流部門と接して仕事をしてはいるが物流部門そのものの利益貢献ではなく配送業務が荷主企業の営業部門に於ける収益面に貢献するためであることも意識している。
軽貨物ドライバーは自身の市場価値を丁寧に磨いていくべきだろい。