配送の仕事では無茶をしないこと

プロ意識の弱い軽貨物ドライバーは1ヶ月ほどで仕事現場に慣れ始めると効率化を自分勝手にしようとするがそれは手を抜き始めているサイン。

業務請負の仕事にはルールがある。

自身のストレスバランス安定を考えながら手を抜いていいところと手を抜いては駄目なところの見極めは大事だが、業務で効率化するポイントは勝手に変えてはしならない。

軽貨物ドライバーには無茶に身体を動かす人間が一定数いるが、業務を早く終わらせたいからといって無理に荷物を持ってスピード納品を続ければ身体は壊れる。

そういう人間は車でもスピードを出して乱暴に運転するので車も壊す。

ゆとりのある作業をして身体に負荷をかけない、ゆとりのある運転をして車に負荷をかけない。

基本中の基本である。プロ野球のピッチャーが肩を壊すのと一緒のことであろう。

要するに頭では分かっていると感じるときこそ予習と復習、忙しいときこそ予習と復習。

それをしないで仕事を続けてしまう軽貨物ドライバーはどんどん我儘になっていき1歩進んで2歩下がる仕事人生を繰り返す。

ルールを守りながら他のドライバーよりも稼げる耐性を作り上げて荷主企業や取引先からの評価を得られることが大切なこと。

自営の軽貨物ドライバーはサラリーマンではない個人事業主。色々なことを分かっているつもりの状態で仕事や事業を続けてはいけない。

気構えや心構えは誰も教えてくれない。

誰かに教わるようなことでもない。

身体に負荷をかけるスピード納品をする軽貨物ドライバーは担当業務をするだけで毎日が精一杯になる。

明日でいいだろう、と色々と勉強すべきことを後回しにしてしまい、やがて月日が経ち、知ったかぶりになる。

賢く働いて稼ぐノウハウは大事である。

個人事業主ドライバーのような経済の川下にいる弱者が景気に左右されずに売上収入を安定させようとする際、要領よくやろうという弱腰な薄っぺらい計画を持つとその人間性の甘さを周囲や取引先は直ぐに見透かされるだろう。

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