小さな物流ニーズほど正しく理解すべき

軽貨物ドライバーがいるから配送ニーズがあるのか配送ニーズがあるから軽貨物ドライバーがいるのか。

営業の基本。

私の場合は取引環境や仕事環境に恵まれていて年間を通して定期案件やスポット案件の配送ニーズにバランスよく微増しながら食らいつくことができている。切磋琢磨、周囲の関わり合いには感謝でしかない。

個人的な職歴としては曲がりなりにも若い頃から数十年間を一貫して日本全国の北海道から沖縄までの顧客開拓や販売網チャネル構築なども当たり前の日々で過ごしてきたので世間が一般的に言う「営業」は苦手だとは思わない。寧ろ今でも気合いが入るのは受注そのものではなくその受注までのプロセスである。

当然のことだが営業そのものは格闘技やスポーツと同様で「負ける気は一切ない」状態で営業行動に挑む。もちろん同業者に隙があればそこを徹底して攻める。

とは言え、営業の根底にあるのは情熱やこだわりや好きだとか売上利益の見返りを求めることではなく、クライアント側と自分側の理想と現実をどうにかしてフィットさせることの成功である。

そうしてクライアントと阿吽の呼吸を確立させる。

この軽貨物ブログでは何度も言っているが軽貨物ドライバーの個人事業主は殆どが営業弱者であろう。営業能力も営業実力もゼロに近い状態で配送の仕事をコツコツと頑張っている。

それを利用しようと仕事マッチングサイトや利用運送や水屋のような荷物を運ばないゴロつきのような軽貨物配送のブローカー会社が存在するのだ。

自分がいるから配送ニーズがあるんだという仕事っぷりを継続することが営業としてはとても大切な心構えとなるだろう。

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