どの範囲まで責任を感じて行動できる業務請負ドライバーなのか

業務請負で働く軽貨物ドライバーの使命感と稼ぎは主体的に責任感を持とうと考える範囲と比例する。

配送業務は肉体労働の一つであり勉強が苦手でビジネスセンスもなく頭が悪くても日本語をきちんと話せて聞けて日本語の読み書きが普通にできて報連相をきちんとすれば仕事はできる。

言い方を変えると軽貨物ドライバーは馬鹿でも構わないがバカならばテキパキと健康的に動ける身体を持っていなければアウトである。

もちろん報連相ができない人間はそれ以前の論外。

馬鹿なら身体を使えという世界だが、腰が痛い、肩が痛い、腕が痛い、足が痛い、重いものは持てない、階段がきつい、新しいことをスピーディに覚える勉強が苦手、そんな感じの軽貨物ドライバーが下請け業者を経由して当店の仕事に来たことが過去に何度かある。

ポンコツ人間であろうと誰でも構わずに働かせて運賃ピンハネで食い物にしようと目論んでいる軽貨物ドライバー求人をネットで繰り返す軽貨物会社の存在自体が根本的な問題と言える。

運転免許さえあればOKみたいなドライバー求人をしている軽貨物会社に信頼も信用もへったくれもない。同業者として虫唾が走る。

さて、誰しも年齢を重ねると覚えが悪くなり身体のあちこちでボロも出てくる。馬鹿やポンコツ人間が悪ではないが働く社会の現実は甘くはない。

最終的には誠実で人間としての魅力があるかどうかで評価は決まる。

我々の配送仕事はやればできることで未知の研究や実験をする研究者の仕事ではないので探究心と好奇心は一般会社で働く社会人ほど必要ではない。

ただし、軽貨物ドライバーとなって自分の新しい発見をするには探究心と好奇心が重要となる。当然だがそれが仕事モチベーションの継続性と稼ぎの安定につながっていく。

研究者が新しい発見をするように「知りたい」「なぜそうなのか」という学ぶ初動の気持ちを忘れずに配送グループや配送チームとして配送サービスを向上させる課題に基づいて毎日個々が研究していく姿勢が結構大事だと感じている。

配送サービスの向上に関してもドライバーの各自があらゆる角度で素晴らしいと感じるサービスの仮説を立てて素晴らしい結果を想定すべきであるのだ。

仮説は外れる時も多い。

結果が想定と違うものとなっても配送仕事の意義を捉えて何故結果がそうなったのかと思えるドライバーは信頼もお金も人一倍稼げるだろう。

軽貨物ドライバーの責任感は自分が主体的に責任を持とうとする姿勢の範囲なのは言うまでもない。

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