堅実な運送事業運営で重要な無形財産

段階的にストレス耐性を身につけて成長しても無形利益を重要視していない個人ドライバーは足元を掬われる。

個人の軽貨物運送業は身体が資本。

肩が痛い、腰が痛い、腕が痛い、そういったポンコツな軽貨物ドライバーの状態は1人の個人事業主軽貨物ドライバーとして資本が弱すぎる状態。

プロレスラーのように身体の故障は弱点でありバレないように隠しておかないと相手から弱点を集中的に攻撃される。

働けば身体は疲れる。連闘すれば疲れは蓄積される。しかしながら気持ちさえ疲れなければ耐性がうまくできあがる。

心身に大きな無理をしてはならないが仕事があることに感謝できる心のゆとりを無くして個人事業主の軽貨物ドライバーは中長期で高水準なお金の稼ぎを安定できないはず。

個人事業も会社経営も思考で行き着くところは「信頼とは何か」である気がしている。

信頼は塾や学校で教わることではない。小学校や中学校の義務教育で数分だったか学んだような記憶があるが「信頼とは何か」は受験課題ではない。

働いていない社会人から成人となって働く社会人へと進化すると今までの勉強課題ではない「信頼」をどうやって学んで表現できるかが社会人としての重要な評価基準になってくる。

勉強ができて高学歴であろうともそれだけでは信頼されない。

信頼を手にするには答えや結果を計算するというよりも過程そのものが大事である。

だが、働く社会では部活動のように努力したけど試合に負けましたという友情は通用しない。

古代ギリシアの哲学者アリトテレスの言葉で「多数の友を持つ者は一人の友も持たない」がある。

これはまさに千葉県でも街中で腐るほどいる業務請負の軽貨物ドライバーが日本経済の下流で働くうえで持つべき大事な姿勢の一つと言えよう。

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