ホワイト経営の軽貨物運送業者は売り上げを伸ばさない

私が自分なりに編み出した軽貨物運送事業としてうまく稼ぐ手法は売上を伸ばさないホワイト経営。

軽貨物運送会社は売上を伸ばせばブラック化がすすむ。

無理は程々に。

起業家としての賛否は別としても資本が少ない状況ならば無借金経営を貫いて手堅く売上を微増推移させていけば会計上で大きな利益を出す必要はない。

もちろん事業を拡大するならばカネとモノとヒトの投資は切って切れないが大きな利益を手にする必要がないならば大きな投資をする必要もない。

とは言ってもリスク管理は必須である。

もしかしたら車が故障するかも知れない。もしかしたら体調を崩すかも知れない。もしかしたら交通事故を起こすかも知れない。もしかしたら交通事故を起こされるかも知れない。もしかしたら荷物を破損させてしまうかも知れない。もしかしたら荷物を盗難されるかも知れない。

リスク管理を二の次にしてフル稼働してしまうとどういう状態に陥るのか。今時点が好調でも運良く上手くいっているだけに過ぎないと思え、である。

私がこの軽貨物ブログで何年間も語っているがニュートラルに戻せる立ち位置で仕事をしていく姿勢はとても大事なことである。

繁忙期と閑散期を忙しいとか暇とかそういう体感だけで働いてしまうと読みの甘さで繁忙期の後は疲れが溜まっていくので事業のリスクはどんどん高まっている。

忙しければ忙しいほど身体も車も故障するリスクは高くなるので忙しさで多くのお金を稼いでも足して引いてとなってしまう結果をきちんと理解してビジネスを前進させていくこととなる。

どうにかなるだろうと疲れを自分に都合よく解釈して仕事を継続するのはよくない。

雇われて食っていける能力のある人間であろうと自営では食っていけると限らない。食っていければいいという感覚だけならば自営をする意味もない。

軽貨物運送業の仕事実態は業務委託なので仕事を請負するドライバーは働けば働くほど精神ストレスと神経ストレスと身体ストレスを必ず抱える。

まさに稼ぐ資格とはストレス耐性であり人よりも2倍稼げば身体も車両も2倍壊れやすくなる。日常ケアやメンテナンスをしない奴はアウトである。

稼げる人と稼げない人の差はそこにあるわけだがこれらは自己中心なテーマであり誰かが教えてくれることではなく誰かに教わることでもない。

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