実績で自身の信用と信頼を保証する業務請負ドライバーに課せられる宿命

加熱輸送 【軽貨物運送の検証ブログ】

業務請負の軽貨物ドライバーの世界でも、そのビジネスの頂点にいる人がもっとも稼げる仕組みになっているという現実を個人事業主の軽貨物ドライバーは意識して焦らずに働くべき。

正直な感想、千葉県では軽貨物運送会社の経営者や個人事業主の軽貨物運送ドライバーで最大手の商社マンや最大手メーカーの営業マンのような「やり手タイプ」の人物はいません。

もちろん、私が知らないだけでどこかに優秀で紳士な営業系ドライバーがいるのかも知れませんが、そういう「やり手タイプ」で起業家肌のある人を私は見かけたことがありません。

  • 業務請負の軽貨物ドライバーの多くは、ただ単に、荷物を車に載せて仕事しているだけなのか。

全国区では軽貨物運送の業界で何年間か事業をしていて業界内でそこそこ名のある会社や組織は何社かありそうですが、他業種における会社と比べると、悪く言えば、所詮は真似ごっこ。

軽貨物業界には、大手の会社と呼べる大手が存在せず、業態的にも人1人で100人分の売上を狙えるような商売ではないので、中小や零細企業同士でドングリの背比べになります。

名のある会社のステッカーを貼らされた軽貨物車に乗る軽貨物ドライバーの一人一人は千葉県内でも街中でウジャウジャと頑張っている感じはしますが、それら同じステッカーを貼らされている同じムジナのドライバー同士は営業団結力など介在せず、個々がバラついています。

やはり、数の寄せ集めです。軽貨物業界内では有力であろうとも非常に脆い業態と言えます。

いま思うと、私は前職で一流や超一流と呼ばれる会社の営業部門リーダーなど営業管理職の方々や全国の地場で有力に事業される経営者の方ともミーティングする機会が多かったので、軽貨物業界で働く人たちに何とも言えないギャップを感じます。

そんな中で、私の経験値がまだ浅いのか、歳を少しとったのか、起業家精神が衰えてきたのか、予習が足りないのか、何が起因するかまだ分かりませんが、「知っているけど解ってはいないこと」が増えてきた感があります。

  • 青い鳥はどこにいるのか。

20代や30代のヤング層はまだまだこれらからですが、40代や50代のミドル層になると仕事社会では一通り1周を走り抜いてきた人も多いはずです。

それでも、所謂、青い鳥を探してしまうことがあります。

やはり、個人事業主であれ法人事業者であれ、事業は現実を直視して根拠を示していくことが大事となるでしょう。

青い鳥を探してもいつ見つかるのかどうかも分からないわけです。

軽貨物の事業や仕事でも、ミドル層の経験値、シニア層の経験値、過去の自分の成功事例を自分の引き出しから出して成功術のルーティンの共通点を見出せるのかです。

それは全てお客様への提案力に繋がります。

御用聞きの軽貨物配送会社や鴨葱状態の個人事業主ドライバーのような受け身ではなく、積極的に荷主様の営業をフォローする意志を持って軽貨物配送業界に攻めの営業をするならば、過去に仕事であれ遊びであれ自分が攻め込んで成功したときのプロセスを思い出せるのかが鍵となります。

ふと、千葉の街中を走る黒ナンバーの軽貨物車に乗っているドライバーの容姿を眺めると、やはり、気分が悪くなります。

  • 運転仕事中にタバコ
  • Tシャツ
  • 白髪ヒゲ
  • 茶髪やピアス

社会人として仕事ができる人物像ではないわけです。あくまで他人の話ですので自らに関係のないことですが、個人事業主軽貨物運送ドライバーは絶対にそうなってはいけません。

お客様の荷物を運んでいるのは皆んな同じですが、荷主様も経営規模が異なればまったく事情は変わります。軽貨物ドライバーが些細な落ち度で荷主様の営業スタイルや商品の信用を傷つけてはいけません。

ビジネスの世界ではそのビジネスの頂点に立っている人が、もっとも稼げる仕組みになっています。

羨ましく頂点に立った人も、頂点にはいない人と同じように苦労やリスクや苦難を乗り越えようとしたわけです。

唯一の違いは「成功」したかどうかです。成功したから、そこに立っているだけです。

なかなか、営業センスある優秀な軽貨物ドライバーはいないと思いますが、業種はどうであれ、稼げるではない儲かるビジネスモデルをつくりだしている人こそが、高収入を得ているわけです。

個人事業主ドライバーであれ、小さな軽貨物配送会社経営の事業者であれ、荷主様から有り難く頂く軽貨物配送の仕事と事業の実績で自身の信用を保証していくのが、自分に課せられる宿命となると考えます。

志は大事です。

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