個人事業主ドライバーの天敵は疲れでありメンタルも病まない働き方が大事

豊洲市場で軽貨物 【軽貨物運送の検証ブログ】

個人事業主の軽貨物ドライバーは、1人の配送ドライバーである前に1人の個人事業主であり、天敵はまさに疲れである。

私は24時間対応の軽貨物ドライバーなので、一般的な社員ドライバーさんや一般企業のサラリーマンよりも疲れやすい仕事環境なんだという自覚を持ち、働くスケジュール管理や体調管理や車輌管理も細心の注意を払っているものの、時折、どうしても疲れが残ります。

24時間寝ないわけではありませんが、それでも鞭を打って自分自身に気合いが入る場合には、配送スキルの経験値を稼ぐために少額の新規受注でもできるだけ断らないように仕事をしています。

私自身は企業専属便やチャーター配送が得意分野なので、一個いくらで毎日毎日、死にものぐるいで100個や200個もの荷物を一件一件ノルマに追われる感じで、街中を1日中ずっと走りながら宅配をする宅配便の下請け仕事は好みではありません。

とは言いながらも、配送業務の内容はどうであれ、個人事業主である以上、仕事があること自体に感謝することが最優先です。

もちろん、配送仕事のほかにも自営のことや事業のことやプライベートなことも自分1人で考えてやらなければならない事柄なども同時進行しながら毎日を過ごさなくてはなりません。

軽貨物ドライバーとして個人の稼ぎが減ろうとも、働く時間を減らすなどして自由な時間を作らない限り、新規の営業を考えるゆとりもありません。

フル稼働はせず、営業開拓する時間や協業ドライバーさんをヘルプ稼働できるゆとりを残し、調整できた時間でお客様と受注の打ち合わせをしたり、時には、新規案件のトライアル稼働を経験しておくなどして、新規受注に備えた下準備もしています。

私の働き方は、宅配便ドライバーのような毎日が同じことの繰り返しである宅配業務ではなく、時には冷蔵車に乗って食品や野菜や鮮魚や惣菜や弁当やシャリの配送をしたり、時には平ボディトラックに乗って家具配送をしたり、時には軽バンに乗って日用品や印刷物の配送をしたりします。

働く時間帯に関しても早朝や朝昼晩や深夜も業務をするので、道路の混雑状態に関しても幅広い時間帯で把握しつつ、納品の所要時間をイメージして行動しています。

軽バンにしか乗らない普通の軽貨物ドライバーとは異なり、私はマルチ型ドライバーなので軽貨物車の車種に関しても荷物の種類に合わせて専用車両に乗り換えます。

異なる荷主様、異なる荷物、配送エリアに関しても、千葉、東京、埼玉、神奈川、関東全体を行動範囲としているので、相応に配送ノウハウを鍛えながら、配送ノウハウを配送案件に合わせて意識を切り替えて、柔軟に仕事をしています。

もちろん、プロ本業で紳士系ドライバーであることを意識して働いていますので、お弁当やお惣菜などをお客様に配達する仕事の時は清潔感がとても大切なのでワイシャツとスラックスと革靴を着用します。

一般的な荷物を配送する場合には、ポロシャツや作業着、帽子や安全靴を着用し、荷主企業様の要望に合わせたスタイルで仕事をします。

案件や時間帯で衣類を着替え、配送するスタイルを切り替えることもあります。

冷蔵車だけに乗って仕事をしている配送ドライバーは仕事は複雑では無いですし、軽バンにしか乗っていないドライバーならば仕事も単純です。

納品先が遠くて大変だったとか、時間がタイトで難しいとか、ワターマンションエリアの納品は難しいだとか、納品件数が多いので大変だとか、不平不満を言うドライバーさんを多く見かけます。

不平不満の多くは、ドライバーの能力に起因するので、不平不満を語っているドライバーほど仕事幅も仕事量も大したことがないの実態に近いです。

事業主や事業者は多忙な働きをできることが魅力的だと捉えますが、24時間対応ドライバーの場合、時折、めちゃくちゃ漠然として疲れがでてくることがあります。

疲れは怖いです。

どうしても疲れると金額の小さな仕事は特にやる気が失せてしまいがちですが、それは何かしらの危険信号でもあり、無理はせず、疲れに抵抗しないで疲れを受け入れて疲れを癒します。

私の場合は、疲れに逆らうことなく、一旦マイペースの仕事量に戻し、やる気を急速充電するようにしています。

ヒト、モノ、カネ、情報、全ての成長がスムーズならば、多少の疲れなど容易く吹き飛びますが、逆に言えば、これらがネガティブに作用すると疲れは倍増です。

軽貨物ドライバーという仕事であろうと、社会で仕事をしている限り、人間関係でも疲労やストレスが蓄積されます。

俗に言う、脳疲労の問題も他人ごととはいえません。

少し調べて見ましたらその疲労にはいくつか種類がある模様なので参考にしたいと思います。

末梢疲労

脳以外の部分が原因となる疲労。筋肉疲労や眼精疲労も含まれ、動き続けたあとの倦怠感やだるさなどもその一つ。疲労しているのは筋肉のため、十分な休息をとれば回復が期待できる。

中枢性疲労

脳が長時間の緊張状態を強いられることで、調整能力が十分に機能しなくなった状態。この状態が長期間続くと、認知機能の停滞や脳機能の障害を招く場合もある。病気が原因となっているか否かで生理的なもの、病的なものに分類される。

生理的疲労

病気以外での体の疲労のことを指す。主な原因は、過労・ストレスや、食生活の乱れ・睡眠休養不足・運動不足など生活習慣の乱れによるものと考えられている。

病的疲労

病気を原因とした疲労のことを指す。休息を取っても原因となる病気が治癒しない限り、だるさや倦怠感は継続・悪化してしまう可能性がある。

精神疲労

心(精神)の疲労が原因で、心がいつものように機能できないことを指す。無気力・無関心・神経過敏・不安感などの症状が現れるのが特徴。

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