1人の軽貨物ドライバーとしてプロ意識を醸成するために外注の軽貨物ドライバーが仕事における非定形業務と定形業務の在り方の認識を整頓する。
進化する外注の軽貨物ドライバーになるには、荷主企業の皆さまの課題に向き合い、荷主企業の皆さまの事業成果を緻密に理解できるチカラが必要かと思われます。
日当が1万円高いとか、時給が5百円高いとか、そういう目先レベルのことばかり考えていてもダメです。
- キツイとか、疲れるとか、重いとか、そういう定形業務のことばかり単純に意識して仕事をしていても自営業ドライバーとして永遠に開花はありません。
一般的な企業経営、事業運営、営業、これら会社の将来を担う重要な非定形業務にはマニュアルがありません。
会社であれば役員の仕事は非定形業務という責任範囲ということになります。
もちろん、個人事業主ドライバーも会社事業者と同じです。
立場的に非定形業務を理解して仕事をし、取引先の経営者と商談する際には、互いの非定形業務の在り方の付き合わせの成功により交渉が成り立ちます。
とは言いましても、その辺で働く個人事業主の軽貨物配達ドライバーのような人たちは、悪く言えば、企業における定形業務や非定形業務の教育すら仕事社会の諸先輩から受けていないことでしょう。
それはさておき、非定形業務をする経営者や責任者は働いた時間ではなく成果で評価されます。
当然のことです。
しかし、進化する個人事業主の軽貨物ドライバーはこれをよく考えて行動したり決断したりしなくてはなりません。
ビジネスマンと同様、個人事業主の軽貨物ドライバーは「個人事業主+軽貨物ドライバー」ですから、非定形業務と定形業務の両方を仕事で抱えています。
俗に言う、霜降り状態です。
もちろん、事業主や事業者は成功すれば報酬は青天井です。
安定性あるサラリーマンとは異なり、事業主や事業者はとても大きなリターンが得られる立場です。
要するに、リスクを取って成果に連動させれば報酬は伸ばせます。
ただ、個人事業主の業務請負ドライバーは配属会社などから売上報酬をもらってしっかり働く、という考えで稼働している人が多いかと思いますが、それは微妙です。
- 自ら稼ぎ出す!という感覚が必要です。
問うべきは働いた時間ではなく成果ですから、答えを出せたのか、問題を解決できたのか、ということが仕事だと言えます。
非定形業務には残業という概念はありません。あくまで成果です。
しかし、個人事業主はワンオペで非定形業務のみならず、定型業務であるデータ入力や請求書作成などを担当することもあるでしょう。
こいやって、軽貨物ドライバーはプロ意識を醸成することで仲間や賛同者と共に稼ぎが綺麗になることを期待したいところです。
目先ではなく、中長期の設計です。