小さな売上で大きく信頼を稼ぐ軽貨物運送業者

個人で働く軽貨物ドライバーは自身の優位性とリスクがどの程度なのか客観的に評価しておくべき。

勘の衰え。

そもそも会社経営者であるならば稼ぎと儲けは仕組さえ作ってしまえば実務からは解放される。軽貨物運送業も事業規模は大なり小なりはあるが、新しいヒト、新しいモノ、新しいカネ、新しい情報、の掛け算である。

軽貨物運送業にテクノロジーなど全く必要ない。アナログな動きで稼働キャパシティをギリギリ超えずに、新しいヒト、新しいモノ、新しいカネ、新しい情報、この4つの課題をきちんと考えて実務をすることが稼ぎと儲けの営業基盤となってやがて事業軌道へと変わっていく。

物流はロボットでも人間でも人工知能でも何でも構わないが荷主企業の物流部門は営業部門との連携によりその会社の業績を事業計画の数字に近づけるためその会社の商材やサービスの需要と供給をバランスしながら販売先や取引先からの顧客満足度を維持向上をさせていく注力継続が重要だろう。

我々のような軽貨物ドライバーはその現実を踏まえて荷主企業の事業コストにより配送業務を通じて飯を食わせてもらっている。

取引先とwin-winな関係は口で言うのは簡単なことだが互いに不義理を無くす意識が心の中でキーワードになるよう応援し合い、物流での阿吽の呼吸を完成させて互いのビジネスモデルを展開させていくことが仕事冥利や仕事の醍醐味となるだろう。

一回ポッキリの仕事や取引は大きな売上利益になろうともやる意味が全くない。

  • 利益を良し悪しする判断は一歩間違えれば敵意となることを忘れてはならない。

割に合うとか割に合わないという発言は非常にナンセンスな発言だが、ビジネス的に間抜けな個人事業主ドライバーや馬鹿丸出しの軽貨物配送会社は仕事案件を自身の浅い経験で割に合うとか割に合わないとか言ったりするが、ろくにキャリアやビジネスセンスがないのに一丁前に利益を評価したがる。

利益の本質を理解できない人間に利益を創造できる筈がない。

昔から言われることもあるが、相手から得る利益は経営や自営が存続するための条件であり、利益とは相手にどれだけ貢献すべきかの妥当性を決める基準である、と言うのは心底で理解できる。

そう、利益は目的ではないのだ。

軽貨物ドライバーの個人事業者は事業目的を果たす条件が利益でなければならない。

そうしなければ仕事受注のミスマッチを未然に防ぐことができない。仕事人生の中で利益の本質を理解して個人事業に挑んで自分と周囲の仕事を守りながら自分と周囲の事業勝算をより満足する結果にしなければ楽しくない。

個人事業ドライバーは実務からの解放を目指すべきではない立場だが、本質を判断することと情報収集に一定の時間を割くことをしなければ多忙に流される。

忙しく働けば働くほど本質を問う時間が減る。きちんと日々時間を作って仕事の本質を理解すれば個人事業ドライバーの売上収入が途絶えることはない。

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