想像より納品時間がキツかったり、思ったより配送件数が多かったり、思ったより面倒なエリアの配送だったり、思ったより距離を走ったり、思ったより荷量があったり、そんなことは百も承知なのが軽貨物配送の仕事。
軽貨物配送シフタープロの配送業務が忙しく、なかなか休む日が作れない状況が相変わらず続いていますが、言い換えれば幸いにして、配送仕事の受注が切れないことや私の場合はいくつかの業種や荷物の種別が異なる荷主様の配送案件を固定的に定期請負しているので、仕事の安定と同時に配送スキルアップも安定的に続けることができている現実に満足感と感謝があり、それはかなり嬉しい悲鳴です。
毎日の仕事を楽しんで過ごし、どう疲れを癒すかも軽貨物ドライバーの仕事スキルの一つですが、配送の仕事はお金を稼ぐだけでは疲れが直ぐに見えてきます。
腰が痛い、足が痛い、腕が痛い、肩が痛い。そして眠い、怠い。
業務請負ドライバーのような自営業者は頑張れば頑張った分だけ稼げるなどと当たり前のことを軽貨物の配属会社にカモネギで煽られているドライバーさんもいますが、仕事がキツイ云々もですが、職場や人間関係の悪口や陰口、仕事内容の不平不満や文句を言っても一円にもなりません。
むしろ、文句や不平不満を口に出し続けるのはかなりネガティブです。
配送現場ではプラスになる会話をせず、誰がどうとか、他の仕事がどうとか、現行のネガティブな話ばかりしている業務委託の軽貨物ドライバーが多いことでしょう。
志を持って1日1日、実直に仕事をできるだけ楽しんでおかないと損です。良いとき、悪いとき、あって当然です。
業務請負の仕事ですから条件に合うならやる、条件に合わないなら最初からやらない、だけの話です。
そもそも、軽配送の仕事はドライバーのためにあるのではなく、荷主企業様やお客様のためにあるものですから、業務委託に過度な見返りは禁物であり、ドライバーは業務の対価で報酬を得る仕事っぷりをきちんとするだけです。
私自身、身体への仕事ストレスは飴と鞭でバランスよく考えることを第一優先にしていますが、配送スキルアップはヤル気に繋がるカンフル剤となってきますので、いつも、何かしらの成果や結果を生みます。
エリア特性であれ、荷物特性であれ、顧客特性であれ、相応に新しいことを学ぶとストレスはもちろん掛かりますが、仕事耐性を習得できるのはとてもラッキーなことです。
意識していると、より自分にとって必要不可欠な情報が入ってくるものです。
私が感じることは、軽貨物配送を極めようとする自分流の努力、荷主企業様や元請け会社様に貢献する実績、これらを無くして自分の希望通りに安定できる軽貨物配送案件を手に入れるなどあり得ないことと感じます。
沢山稼ぎたい人は尚更です。
私の周りでも意識の高い軽貨物ドライバーさんとそうではない軽貨物ドライバーさんが居ます。
仕事でお付き合いするのはベテランであれビギナーであれ、意識の高いドライバーさんだけに絞るようにして、意識の低いドライバーさんとは疎遠に付き合わないよう心掛けています。
軽貨物ドライバーの中には営業能力と配送能力を併せ持たないにも関わらず、自分ファーストやドライバーファーストを語る業務請負の軽貨物ドライバーがいますが、全く話になりません。
自分を大事にしたいと思うならばスキルアップが必要ですし、理不尽なことが嫌だと思うならば自らのスキルアップによって荷主企業様や元請け会社様をフォローできれば良いだけの話です。
仕事ニーズに合わせる技術を身につけることが先なのです。
- イレギュラーへの順応力がない。
- 報連相ができない。
- レスポンスが遅い。
そもそもですが、個人事業主の軽貨物ドライバーはメンタルタフネスでなければ通用しません。
言わずとも想定外のことが発生しやすい軽貨物配送という職ですから、イレギュラーにすぐ動揺したり、すぐ気が散ってしまったり、小さなことに反応してグダグダ言うようでは、軽貨物ドライバーの仕事は苦労します。
ベテランであろうとビギナーであろうと軽貨物ドライバーの職は、ムダに反応しない、クリアな心、という一面を持った人物が好ましいでしょう。
また、業務請負での軽貨物ドライバーの仕事は、荷物を積むことから仕事をスタートする現場なのか、荷物を探すところから仕事をスタートする現場なのか、ということをきちんと最初に把握しなければなりません。
本来、軽貨物配送ドライバーの仕事とは荷物を倉庫や物流センターで探すところからが業務開始ではありません。
荷物を積むところからが仕事でなければなりません。
仕事を請け負う際に仕事基準を軽貨物ドライバーはしっかりと持つべきと思います。
もちろん、全てが思うようになるかはわかりません。
倉庫や物流センターで仕分けピッキングまで配送ドライバーが嫌々で行なっている現場のことを聞いたりします。
そういう仕事案件を自分で選んでしまったドライバーさんは無償でそれを行なっています。
最初の段階で配送現場の空気をなぜ見抜けなかったのか、言い訳は無用となってきます。それを見抜けないと自分に不利や不都合が降りかかってきます。
どうやって空気を読むかです。
全員が満足する最善の方法など、簡単に見つかるものではありません。