荷主企業がどのように納品をして欲しいと思っているのかを直感しなければならない

夜間配送対応ドライバー 【軽貨物運送の検証ブログ】

荷主企業様が抱えている配送課題に耳を傾けて、ドライバーはリスクやできない理由を探すのではなく、荷主企業様が必要とする配送機能と課題解決を荷主企業様と一緒に考えていける業務請負の軽貨物ドライバーは営業的に強い。

街の便利な小さな運送屋を目指すべき。軽貨物運送での仕事を事業展開するビジョンを最終的に固めながら、以後も個人でも配送スキルアップを同時進行できるように色々な荷主様の荷物、色々な種類の荷物、の配送業務請負をしながら思うことがあります。

私が今後、軽配送の仕事を事業展開したのちに自分が営業マンであるセールスドライバーとして何に責任を持って全うし、お取引いただく荷主様や関係先のお客様は私達シフタープロの何にお金を払うのか、という点で追求の答えが出れば展開の時期だと考えています。

いま分かっていることは「荷物を届けて、はい、おしまい」という勿体ない個人事業主ドライバーの仕事っぷりです。

配送の仕事ですから期待と現実にギャップがでるのは当然としつつも、売上数字上で結果を出し続けるために、軽配送事業でも顕在顧客、潜在顧客、見込み客、を自分なりに丁寧に分類し続ける営業能力の基礎が求められます。

自分の業態の絵を描き、絵を見て、計画を考えます。やるからにはやる。

今後、街の便利な小さな運送屋として私たちと接するであろうお客様が配送の要望で考えていることをどのように親身に理解できるのかが、この軽配送事業レールの分岐になると私はざっくりと考えています。

私のように拡大ではなく拡充の営業路線を計画する軽貨物配送の会社は少ないでしょう。

同業者はドライバー人材を増やすことが事業の肥やしとなっていますが、それは私が目指すべき着地点ではありません。

拡充です。仕事を充実することです。

こういったポリシーを持つ中では、配送をご依頼いただくお客様や取引関係者にセールストークをする際、お客様の需要と自身の供給がバランスしなければピントの外れた営業上のトークスクリプトになり、劇的な成果や成長は見込めないとも考えています。

ただ、私の場合は輸入貿易やメーカー荷主の立場でモノを使った技術を日本全国に普及啓発させていく仕事経験が長かったことも関係してか、業界のニューノーマルを顧客に提案することや新たな取り組みをすることに疲れは感じません。

軽貨物配送事業でも、できること、できないこと、をターゲットにうまく明確に伝えることが先決となりますが、軽貨物配送という仕事はサービスや料金が荷主のお客様と食い違いが出やすい業態と言えます。

軽配送事業そのもので伝えたいことが荷主様にとってメリットが感じられない限り、思うような結果は出せません。

また、どっちを向いて商売をしているのかわからないレベルの運賃ピンハネの軽貨物配送会社が謳うドライバーファーストという甘い考えは私たちは一切持たずが原則です。

常日頃から荷主様ファーストの姿勢を事業全体ビジョンから各ドライバーの意識まできちんと鍛えておく必要もありますが、軽貨物ドライバーの多くは個人事業主の業務請負で仕事をしています。

ただ、実際の働き方は個人事業主など名ばかりで、営業は配属会社や人任せ、歩合制の派遣ドライバーのような働き方になってしまっているドライバーも巷では多そうです。

全てを踏まえ、身の丈に合った営業こそがスマートに結果を出していけるコツとなるわけですが、需要と供給を口で言うのは簡単ですが、ヒト・モノ・カネが潤沢にない事業環境でステップアップするのは簡単なことではありません。

そう、考えることが大事になる訳です。

反響営業、新規開拓営業、営業が不向きな人は仕事案件を探そうとしますが、求職ではないのでそれを続けても自営や運営のチカラは養えません。

自営や運営では力強く新たな発想が常に求められ、個人事業主ドライバーとして新たな発想がベストな自己成果を作る道筋となるでしょう。

見よう見まね、新たな取り組みをすることに臆病だったり、すぐにリスクを探したり、できない理由を探しているようでは話になりません。

街の便利な小さな運送屋として、事業拡大ではない拡充にこだわり、地固めし、色々と考えながら仕事をするのは奥が深い訳です。

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