千葉県で軽の貨物車に乗って配送する軽貨物ドライバーの仕事とはどんな感じか。
フリーランスやダブルワークの副業レベルの技能でもできるような宅配系の物運びもあれば、荷主の配送部で社員や準社員と同じように配送の仕事を外注の立場でフォローするセールスドライバーの仕事、身嗜みやプロの接客姿勢をドライバーに求めるような本業の紳士的な軽貨物ドライバーでなければ通用しないような仕事案件もあります。
フリーランスや副業ドライバーよりも能力値が高い本職の軽配送ドライバーは服装や靴などの身なりも常日頃から意識しています。
当然ながらクロックスなどのサンダルは論外ですし、ジャージや半ズボンも論外ですし、Tシャツも不可と考えるべきでしょう。
倉庫や荷主の配送現場にルールがあればそれに順応して従い、細かなルールがたとえなくとも軽配送は人と接する集荷や納品の仕事である以上、社会人として品のある身嗜みは必須です。
これらは同じ現場で複数人が仕事をしている軽配送ドライバー同士を見比べると、プロ意識のあるドライバーと大雑把なドライバーの差は歴然です。
仕事ができるとかできないではなく、働く姿勢の違いです。
汚れるから汚れても良い服装でいいや、暑いから半袖半ズボンでいいや、ではだめです。軽配送の仕事でも一流ホテルへの納品もありますし、お寺さんや神社への納品もありますし、Tシャツ半ズボンやクロックスなどのサンダルや私服レベルでの出入りは流石に恥てしまいます。
また、配送は人様の荷物を運ぶ仕事ですので、荷物に臭いが付くタバコ喫煙は当然禁止です。
これらは法律云々ではありませんが、社会人として、人に言われなくとも自分から理解する必要があります。
学生ではない社会人ですから、ルールはなくとも、ロン毛や茶髪やピアスやヒゲや眉剃りも、荷主や配送品のイメージを損なう身嗜みは明らかにモラル上で禁止です。
時には、安全靴、襟付きのシャツ、長ズボンを基本スタイルとし、倉庫や建築現場ではヘルメット着用、食品工場などでは保護キャップやマスクを着用します。
更に、本職の軽貨物ドライバー仕事では、ネクタイやスーツやワイシャツや革靴でより紳士的に丁寧な配送を心掛けることもあります。
当然、これらは配送や集荷で着車する前に準備する必要があります。仕事中、他ドライバーのヘルプなどといざという突発な緊急配送のシーンもありますので、準備万端は大事です。
また、坂道での納品もありますので輪止めやストッパー付きの台車、荷物の量に合わせて台車のサイズを意識し、台車で移動時の荷崩れ防止ネット、滑り止めの作業手袋、レインコートや雨用の養生シート等々、本業の軽貨物プロドライバーは知見経験や仲間ドライバーからのアドバイスにより、必需品は個人で用意し、様々なリスクを意識して稼働しているわけです。
低レベルな軽貨物配送会社、低レベルな配送ドライバーは、失敗した時のリスクと言い訳しか考えていない。自己責任論が根強くある軽貨物の業界。
軽貨物のドライバー募集は社員雇用ではなく委託業者の募集ばかりですが、その募集広告の内容を拝見してみると、好きな時だけ働けるなどと採用ハードルを下げたり、誰でも構わずに採用してドライバーからピンハネ利益を上げるため引き摺り込むような営業スタンスが浮き彫りになっています。
軽配送は多額の開業資金も必要ないので副業でも大丈夫だとか煽り、普通免許があれば学歴や経験等も問わず、特殊な資格も必要ありませんとか、こういったことを誇張してドライバー募集する無責任な軽配送会社が存在しています。
確かに、軽配送の仕事はお金を沢山かけて、勉強を沢山して資格を取る必要もありませんが、知識不足や経験不足、常識不足で仕事を開始すると、恥をかいたり、失敗して出入り禁止になるのは言うまでもなくドライバーの本人です。
無闇にハードルを下げて軽貨物ドライバー募集をする配送会社により、その結果、毎年、配送ドライバーは数万人レベルで離職をしているわけです。
プロに軽貨物ドライバーの仕事では個人宅などへの宅配だけでなく、ビルやお寺さんやホテルや企業など様々な納品先に荷物をお届けします。
なかなか難しいのが納品先毎にあるルールの把握と声掛けの仕方ですが、軽貨物ドライバーが時と場合に使うべき敬称を備忘録で書いていきます。記述内容全てが正しいかどうかはわかりませんので、参考までにお願いします。
- 真言宗、院家(いんげ)
- 天台宗、和尚(おしょう)
- 臨済宗、方丈(ほうじょう)
- 曹洞宗、方丈(ほうじょう)
- 黄檗宗、方丈(ほうじょう)
- 浄土宗、和尚(おしょう)
- 西本願寺/大谷派、院家(いんげ)
- 日蓮宗、御前様(ごぜんさま)
- 日蓮正宗、御尊師(ごそんし)
- カトリック教、神父(しんぷ)
- ルーテル教、牧師(ぼくし)
- 神式、斎官(さいかん)
- 天理教、斎官(さいかん)
- 金光教、祭主(さいしゅ)
一般的には住職や先生と呼ぶものの、複数のお坊さんが働かれているお寺では、その中の長だけが住職、その他のお坊さんは住職と呼んではいけないようです。
会長。一般的に社長を退任したあとに就任します。代表権がなく実質的な権力を持たない名誉職としての会長とする場合もあります。
社長。会社の最高権力者で大半が代表権を有する代表取締役が就任します。
副社長。社長以下、専務以上となる位置付けの役職。取締役会の決議で選出されることが多いです。
専務。取締役や執行人のための役職。社長の業務を補佐し、会社の全般的な業務を管理します。
常務。取締役や執行人のための役職のひとつ。社長の業務を補佐し、会社の日常の業務を管理する。
支社長。会社の支社の長です。一般的には支社は支店と違い、自社の拠点を束ねています。
支店長。会社の支店の長です。一般的には支店は顧客に対して営業する店舗です。
本部長。営業本部、製造本部、サービス本部などの業務本部の本部責任者です。
部長。部と呼ばれる組織の長。部は下部の組織に課やグループ、室などの組織を束ねることが多く、社内と社外で評価され、実働部隊としては社会的な評価を受けます。
工場長。工場の長。場長も呼びます。役員のすぐ下に位置づけられ、工場内の従業員が就くことができる最高の役職とされます。
次長。部門責任社の代理者または次席として設置。営業部次長や支店次長などの部署や支店名を付けます。補佐や代理などと呼ばれることもあります。
室長。会社内での室という組織単位の長です。部長より下、課長より上と見なされます。
課長。会社組織の中の課の長。中間管理職に当たり、中堅幹部であると同時に一定の部門の監督者的立場を持ちます。
主幹。仕事の中心になる人を意味し、役員級から課長級まで会社により位置づけは様々です。
主査。役職名ではなく社員の階級を表す肩書きです。主任以上、課長クラスに相当します。
係長。会社組織の中で業務の最小単位である「係」における監督的立場です。管理職としては最も下に位置する。
主任。一般の従業員の中での熟練者を指し、管理職ではありません。勤続年数や資格取得により主任の肩書きを得られます。
海外企業では日本企業とは部門わけや役割が異なります。
CEO。Chief Executive Officer。一般的にアメリカ型の企業における業務執行役員のトップ。会社の経営方針の決定を行い、最終責任を負うポジション。日本では最高業務執行責任者などと訳される。
COO。Chief Operating Officer。最高執行役員。CEOの決定を執行して行くための責任者。
CAO。Chief Administrative Officer。最高総務責任者。会社の経理や総務などの管理部門全体を取りまとめる。
CAO。Chief Analytics Officer。最高分析責任者。経営データの収集や分析、活用を行う。
CFO。Chief Financial Officer。最高財務責任者。財務に関する業務執行を統括。
CSO。Chief strategy officer。最高戦略責任者。経営戦略やグループ企業の事業戦略統括を行う。
CSCO。Chief Supply Chain Officer。原料の段階から製品やサービスが消費者の手に届くまでの全プロセスの繋がりを管理するサプライチェーン責任者。
CKO。Chief Knowledge Officer。最高知識責任者。知識の保存により企業価値が最大限になるように保障する役割を担う。
CLO。Chief Legal Officer。最高法務責任者。企業の事業活動に伴って発生するさまざまな法的問題の解決を担当する。
CMO。Chief Marketing Officer。最高広報責任者。会社の顧客やメディアに向けたPRを統括する。
CIO。Chief Information Officer。最高情報責任者。情報管理や情報システム戦略の立案、執行を行う。
CTO。Chief Technology Officer。最高技術責任者。会社の主要な技術的役割を担い、技術的方向性の決定や研究開発のビジネス的な監督を行う。
CAO。Chief Accounting Officer。最高会計責任者。株主や債権者から投資または融資された資金の管理保全、運用の統括を行う。
CISO。Chief Information Security Officer。最高情報セキュリティ責任者。会社の情報セキュリティ対策の運用を管理する。
CBO。Chief Branding Officer。最高ブランド開発責任者。会社のブランド戦略を担当する。有名スポーツ選手などの著名人が就任するケースもある。
CBO。Chief Business Officer。最高業務責任者。事業部門及び営業部門を統括する責任者。
CDO。Chief Development Officer。最高開発責任者。技術開発の全体的な最適化を監督する。
CHO。Chief Human resource Officer。最高人事責任者経営幹部職として人事機能を統括する。人事部門のトップである人事部長との違いは、CHOが経営陣として経営に参画する権限がある点です。
CLO。Chief Leaning Officer。最高人材育成責任者 。効果的な組織運営を実現し、組織の成長を実現する人材の中長期的な育成を担う。
CRO。Chief Risk Officer。最高リスク管理責任者。会社を取り巻く様々なリスクを管理する。
CVO。Chief Visionary Officer。最高事業計画責任者。最高ヴィジョン策定責任者とも。社風作りや人材の育成など、会社内の人に関する管理を担う。
CPO。Chief Privacy Officer。最高個人情報保護責任者。一貫した情報保護戦略や方針を立て、各部門の情報保護を監視、監督する。
CPO。Chief Production Officer。最高生産管理責任者会社の生産能力や在庫の分析、受注状況を見通すなどの生産に関する管理を行う。
CPO。Chief Project Officer。最高計画責任者会社として組織的、戦略的に行われるプロジェクトを管理する。
CSO。Chief Safety Officer。最高安全管理責任者会社の安全や衛生を管理する最高責任者。
CQO。Chief Quality Officer。最高品質管理責任者商品の品質を管理する最高責任者。
本来ならば個人事業主ドライバーはこれら役職の全てを自分一人で担当するわけですね。