報告と連絡と相談ができない人は軽貨物ドライバーになる資格は無い。報告と連絡と相談ができることが軽貨物ドライバーになれる条件である。報告と連絡と相談をタイミングよくできる能力こそ軽貨物ドライバーの実力とも言えます。
配送の仕事は私たち軽貨物ドライバーのためにあるものではありません。
厳密に言えば、軽貨物ドライバーが運び届ける荷物によって、輸送ドライバー、運送ドライバー、配送ドライバー、という異なった仕事センスで業務をするわけですが、軽貨物ドライバーが請負する仕事の多くは「配送ドライバー」としての業務だと意識するとよいでしょう。
私たち業務請負の軽貨物ドライバーが輸送や運送や配送をしているモノは、メーカーや荷主企業によってモノが研究開発され、モノが生産され、モノが保管され、モノが営業され、モノが売られ、モノが買われ、そしてモノは消費者や荷受け人に届けられる流れと言えます。
そして、モノは届けられて、はいおしまい、ではありません。
顧客などの荷受け人に届けられたモノは、使用され、消費され、そしてその後も荷主企業やメーカーによってアフターサポートされます。
確かに私たち軽貨物ドライバーの役割はモノを運び届けること以上でもそれ以下でもありません。
ただし、荷主企業の事業の中で発生する配送ニーズで仕事をさせて頂いているということも忘れてはいけません。
ドライバーファーストなど根本的にあり得ないわけです。
無論、軽貨物配送の仕事はボランティアではありません。きちんと荷物を運び届けた業務の対価としてドライバーはお金を頂く仕事であり、ドライバーは発注者に指図された通りにモノを運び届けるだけのことです。