私は宅配便の仕事はしない非宅配系の軽貨物運送業だがAmazonのネット通販で商品購入はプライベートで使用する機会が多い。
今更だがAmazonは便利。いや、正確に言うと便利になってきた。
販売システムから物流システムまで一流なのは事実。
無論、Amazonの出品者は〇〇パーセントの販売手数料をAmazon側に支払っているのでAmazonは販売手数料で得た大きなお金をうまく事業改善に活用できているのだろう。
とは言え、Amazonは小売業者。
売っている商品の技術サポートはAmazonの出品者任せ。商品知識もゼロで商品を売って利益を得ている。小売りをした販売者としての親切さは期待すべきでない。
それでも購入者側としてはAmazonから商品を買う安心感は一昔前と比べて向上している。
その理由は決してAmazon側の努力だけではなく出品者の商品が5年や10年前と比べると品質が良くなっているからだろう。
昔は最悪だった中華製でネームバリューが無さそうな製品なども最近はしっかりとした先端技術で低価格という商品が増えている。
日本製の商品と比べると製造クオリティに当たり外れが流石にありそうだが、それを踏まえてクレーム品は無償交換するといった数打つ販売スタンスなのでそれさえ理解できればよしにもなるだろう。
ここからが本題だが商品の高評価が何を意味するかというと品質のよい商品を配達してくれた軽貨物ドライバーの高評価にも直結する心理が生まれる。
逆に、ここ最近の出前弁当のように中間マージンをサイト側がぼったっくって値段だけが異様に高くなったお弁当、且つ、味がイマイチなものを配達してきた軽貨物ドライバーは嫌な奴と化す。
もちろんだが軽貨物ドライバーが悪い訳ではない。
しかしながら軽貨物ドライバーが味の悪いお弁当を届けにきたのは事実。単に数が売れればいいという販売システムと物流システムの末路である。
箱の中身は何か分からないが違法なモノを運んだ張本人の軽貨物ドライバーが違法な中身だったのは知らなかったでは簡単に済まされないこともあるだろう。高くてまずいお弁当を運んでくるのもイメージは一緒。
私の場合、Amazonで商品購入利用者としてAmazonの配達員にはいつも感謝している。
雨の日も道路渋滞の日もきちんと届けてくれるのは当たり前のことでは無い。いろいろと努力も我慢もあるだろう。
しかしながら〇〇パックだけは幾度と柔軟性がない。不在置きの荷物ですら不在票を入れてくる。
郵便法やらのさわりはわかるが荷物の所有権は誰のものだと言いたくなる仕事っぷりをしてくる配達員も少なくない。
いまだに郵政省の公務員な気分なのかと疑いたくなる。
販売者や購入者の所有権である荷物を何だと思っているのか。イメージとしてまさに〇〇パックで届く荷物の中身は品質が悪いものと化す。
宅配会社や配達員の仕事っぷり一つで荷主の信頼も損なっているのは事実。製造者や販売者の企業努力を薄めているのも事実。
誰のために荷物を運んでいるんだよって話。配達員の稼ぎのために荷物があるわけでは無い。
臨機応変、柔軟性、弾力性、これを失った配達員からは大事な荷物を受け取りたくない。高い送料を出してまで。