軽貨物車のメンテナンスはドライバー義務

業務請負で働く軽貨物運送業者は自分が乗る軽貨物車や台車の点検や整備メンテナンスは義務である。

仕事中ではなくプライベートの時間で車両や台車の点検や整備をするわけだが身体が疲れていると後回しにしがちな作業である。

だが、整備や点検をする時間がないというのは軽貨物運送の責任仕事をする上で通用する話ではない。

職人の世界で仕事ができる人間は道具を理解して道具を大事にするのと同じことで、自分が使う車両と台車の状態を理解し、弄るのではなく整備や手入れをする軽貨物ドライバーは責任感があって仕事もできる人間である。

業務請負で働く軽貨物ドライバーが軽貨物車の点検や整備を怠って車を故障させた場合、自分が請け負う仕事ができなくなって自分の稼ぎが無くなるだけでなく業務請負の仕事に穴を空けて業務不履行や約束不履行となれば損害賠償の対象にもなる。

無論、周囲の仕事関係者にも迷惑をかける。

軽貨物車の故障とは故障したのではなく故障させたのである。

軽貨物車はタフなのできちんと点検と整備をしていれば10年や20年や20万キロや30万キロの活躍も珍しくはない。

故障させないために自分で整備や点検ができないドライバーは最寄りの整備工場に点検や整備メンテナンスを依頼することとなる。

こういった整備の義務を怠るとどうなるか。専門的な知識が無くてもきちんと1分も考えれば分かること。

整備を怠れば車や台車は必ず故障する。故障してからでは遅い。整備をしていても車や台車は故障する。交通事故の原因にもなる。

つい先日、私が使用する軽トラックだがエアコンの調子が悪いままガス圧チェックとガス補充で騙し騙し1年間ほど乗っていたがやはりACコンプレッサーのマグネットクラッチが作動しなくなった。

夏場はクソ暑い。

もちろんエアコンが全く効かない場合でもエアコンコンプレッサー自体が故障とは限らない。

カーエアコンの場合はトラブルシュートがやや面倒だが、寝そべりながらエキパンを交換してOリングも交換してACリキッドパイプも交換してACコンプレッサーと圧力センサー部は点検だけして真空ポンプでガス漏れチェックをするだけで身体はクタクタ。

車の整備や修理は仕事の合間で時間がなく急いでやると高い確率で失敗する。

私の場合は老体に鞭を打つので車をメンテナンスした翌日以降は身体の節々が筋肉痛になるため車の整備や修理は計画的に作業したいところ。

要するに故障してからでは遅い。

自分が仕事で使う車は整備工場に丸投げして人任せにするのではなく、できるだけ自分自身で一通りチェックしておくと仕事中の安心感にもつながる。

特にエンジンオイル交換を怠るのは論外だが、様々に知らなかったでは済まされないメンテナンスが意外と多くある。

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