荷主企業と仕事取引関係者に不利益を増大させる軽貨物ドライバーのタイプ。
顧客側の不利益。
業務請負で働く軽貨物配送の仕事は適正な報酬を担当ドライバーが得られなくなると悪質な配送とは言わないものの何かしらの慣れや手抜きが常態化して配送の質は低下する。
慣れや手抜きは緊張感の欠如が招く。
業務請負の仕事である限りは現場や人間関係に慣れが生まれようと特に報告連絡相談の徹底、そして言葉使いであったり身なり服装はかなり強く注意が求められる。
注意されていないから大丈夫では済まされない。注意しないだけである。
現場にいる周囲のスタッフや現場にいる同業他社の軽貨物ドライバーと仲良くなって馴れ合う人間は特に要注意だ。
そしてその環境下で阿吽の呼吸を築いていくのが信頼面で正解となる。
我々のような業務委託で働く軽貨物ドライバーにとって現場に慣れて居心地が良くなることは決して褒められることではない。役割と役目を逸れることのないようワンマンプレーではないワンチームでの責任感を優先しなくてはならない。
配送の質も流石に一言では言い表せないが荷物を届けてはいお駄賃という意識のある人間は何かしらの失敗とクレームを引き起こす。
- 荷物を時間通りに集荷する。
- 荷物を時間通りに納品する。
軽貨物ドライバーは時間通りの仕事をするのが基本であり、時間にさえ間に合えばいいというわけではない。
着車が早すぎるドライバーも駄目なドライバーであり、遅刻するドライバーも駄目なドライバーである。
請負業務の基本は30分前行動の徹底を基礎として納品先や集荷先の周辺に30分以上も前に到着して待機するようなドライバーも駄目なドライバーとされる。
渋滞などで遅刻するよりも早めに到着して待機すればいいということは正解ではない。集荷時間も納品時間も正確さとゆとりが同時に求められる。
軽貨物ドライバーの仕事はドライバーのためにあるわけではなく依頼主のためにあるからだ。
例えばだが荷主側でBtoCやBtoBといった配送仕事は我々軽貨物ドライバーは荷主企業の売上成果で商品を荷主企業に代わって顧客やエンドユーザー消費者にお届けすることとなる。
商品をお届けするドライバーの愛想や身嗜みや言葉使いが悪かったりタバコ臭であったり雑に荷物を取り扱ったり乱暴な運転で荷物を傷めたりなど配送の質を落とせば荷主企業の売上成果や商品評判に影響がでる。
軽貨物ドライバーが想像している以上に影響が出ると思った方が良い。配送業者だからという言い訳は通用しない。
顧客は商品を選んでお金を出して商品を買っている。荷主企業はお金を出して配送を運送会社に依頼している。
多くの元請け会社は下請けに仕事丸投げ状態なので元請け自体がすべての納品作業内容を把握すらしていないケースも多いだろう。
とは言え、分からないことを聞いてないから分からないと口にするようなレベルの軽貨物ドライバーは論外である。報告連絡相談は受け身でするものではない。
荷物を運ばない運送会社は仕事取引関係の立ち位置でマウントを取るだけで下請けや孫請けの配送会社を監督できる状態でもない。
そんな感じで思わぬ配送ミスが下請けや孫請けでは現場で生じる。
多重下請け配送は時と場合では大きな瑕疵となるリスクも抱えているのだ。
軽貨物ドライバーの仕事は宅配業ドライバーと運送業ドライバーの仕事種類に分かれるが決して人手不足ではない。嫌な仕事案件はやり手がいないだけである。
ロボットのように疲れ知らずという働き方はできない。