粘り強い継続力、技能と知識を積み上げる継続力、現状維持する継続力、動じない継続力、人並み以上に4大継続力があれば軽貨物運送の業界で個人ドライバーは十分に通用する。
継続力こそ才能。
我々のようなデスクワークではない現役の軽貨物ドライバーは、配送仕事が困難でも粘り強いスタイルを継続する、配送技能と配送知識を向上させるスタイルを継続する、配送サービスを現状維持させるスタイルを継続する、配送イレギュラーに動じないスタイルを継続する、こういった継続力の必要性を理解した仕事っぷりができれば仕事上のミスは自然とゼロ化しクライアントに信頼されるドライバーへと成長する。
継続は才能であるが、継続したくても継続するチャンスを失えば継続はできない。仕事人生には運不運もある。
軽貨物運送業は動く荷物が無くなれば即廃業であり企業規模を問わずに大手であれ中小零細であれ事業基盤は緩々である。産業が発展すれば運送の業態が変わるといったチャンス構図を頭の中に描いて商機に備えた技能と知識を蓄えていくべきだろう。ニュートラルを維持した順応力である。
我が国でも産業革命によって船や鉄道といったインフラが整備されてきたが、昔の時代は道を整備をする技術が無かったこともあり馬車や馬で物を運搬しなければならなかったが今は違う。
船や鉄道ができたことで経済は一気に活性化されインフラが整えば色々な商品や物が市場に流通して経済は好景気になろうとする。
過去の歴史から見ても確かに輸送や運送や配送の継続力は経済の好景気においてなくてはならない。
だが、方向性の違ったサービスの継続力は事業勝算では的外れになるため配送技術も配送知識も継続的にアップデートが必要だ。
慣れとは違う。
軽貨物ドライバーの仕事は経済の川下の更に末端にあるため配車や配送や納品の業務では思うようにならないことも多い。
昨日も今日もうまく配車や配送ができても明日は道路渋滞でうまく配車や配送ができないことも普通にある。
軽貨物配送ドライバーの仕事は決して付加価値の高いサービスではないが、担当ドライバーは継続力を鍛えるために配送担当する仕事内容の予習復習を行い、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)Act(改善)、このPCDAサイクルである4段階の業務プロセス改善を自分流で継続的に行うことにより配送ドライバーとして実力を高めていくことになる。
会社経営での業務改善で馴染みのあるPCDAサイクルだが個人事業ドライバーでもPCDAを回すサイクルのコツを掴んで業務改善する取り組みで信頼もお金もより多く稼げるようになるだろう。