物流ニーズで自分の起用が選ばれる戦略

飲食店への軽貨物配送 【軽貨物運送の検証ブログ】

千葉県内の荷主様から選ばれるための戦略を個人事業主の軽貨物ドライバーはどう考えるべきか予習と復習をしてみる。

私は数十年間、メーカー荷主の立場で仕事をしていた経験があり、一般的な荷主様が配送ドライバーに求めているテーマが少しは分かります。

そう、安い料金で、一件一件、荷主様のお客様である荷受人様の希望に沿った納品時間でモノを届けて欲しい、という内容です。

多くの業務委託ドライバーが希望するような高い料金を貰えて、プレッシャーもなく仕事ができて、自分の自由な時間で働きたいなど、全くニーズにすらなっていません。

とは言え、唯一ですが、荷主様が高い配送料金を出して配送にコストをかけることがあります。

そう、それは「急ぎ」のときです。

企業メンツだったり、取引先との信用だったり、が急ぎの配送理由ですが、それを実行すると荷主様は赤字となります。その配送仕事を請ける側は稼げます。

私自身、以前の仕事で数十年間、北海道から沖縄まで全国の取引先に向けてデイリーに商品を自社倉庫から毎日出荷発送していた経験があります。

メーカー荷主は倉庫へ毎日集荷に来てくれるドライバーとは信用や信頼が築けますが、その運送会社のセンター間で荷物を配送してくれるドライバーのことや着店の配達店から納品先へモノを荷受人様に配達してくれるドライバーことなどは日々の仕事上で深く意識をしません。

荷主様は「あとは任せた」がニーズです。

とは言え、運ぶモノが商品ならば配達完了で商品の所有権が相手に移転となる取引も多いため、配達でいう「あとは任せた」の意味合いは、荷主様側の売上を確定させる重要な役割を持つことになります。

荷主側の「あとは任せた」はその品物を営業した仕上げ業務の一つとなります。

配送ドライバーの担当仕事は「届けて、はい、おしまい」としなければ朝から晩までやっていけない仕事ですが、毎日がその繰り返しでは自己成長ができません。

軽貨物ドライバー中心にビジネスは動いていません。

荷主様の業務は「届けておしまい」ではなく、その商品が売掛ならば請求業務や回収業務もありますし、その商品のサポートもこれから始まります。

アフターサポートに関しては配達した荷物の商品によって荷主様はメーカー保証などで5年や10年など、その商品の納品後も仕事は長く長く続くわけです。

業務委託の軽貨物ドライバーで宅配の仕事で頑張っている人は1日100個や200個の荷物を配り終えてどうにか1日の稼ぎを得ますが、もはや、その商品が何なのかもわからない状態で必死に配達をしているのが現実でしょう。

また、本業のドライバーではないフリーランスのアルバイト風ドライバーなど乱暴な業務委託ドライバーが近年かなり増えています。

テレビニュースやネットニュースでもちょくちょくフリーランスの軽貨物ドライバーによる問題行動を見ることも増えました。

街中でも、荷室や台車から商品を荷崩れさせても何も無かったように荷物を運んでいたり、イライラして荷物を投げ込んでいるようなフリーランスの軽貨物ドライバーも現実に存在します。

私たち本職の業務委託軽貨物ドライバーからするととんでもない話ですが、フリーランスや副業を語る業務委託の宅配ドライバーは働いている姿勢が低次元な人が何故か多く、些か質が良くありません。

おそらく、宅配の忙しさ故でしょう。

できることなら軽貨物配送ドライバーは自分が運ぶことになる商品と荷主様の営業本質をざっくりと捉え、軽貨物ドライバーはその荷主様の業務を代行しているという認識をきちんともち、荷主様を配送業務でフォローアップしているという認識も持ち、大切に荷物を扱い、荷主様のお客様である荷受人様とも的確に接するよう気をつけて配送業務を行う必要があります。

そして、業務の対価である作業料金を頂戴するわけです。

真面目に仕事する姿勢は選ばれる軽貨物ドライバーになるためでもありまます。稼ぎを安定させるためでもあります。

「三歩先を読める営業感覚」を実直に学び続ける業務委託の軽貨物ドライバーを目指すべきと、千葉県の軽貨物チャーター専門シフタープロでは考えています。

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