業務請負の軽貨物ドライバー業者は荷主企業を繁盛させてなんぼである。大袈裟なことでもなく、それくらいの意気込みがあってバランスである。
多忙は口に出さないのがルール。
千葉県で軽配送の事業を検証していると嬉しい気分になることとネガティブな気分になることがあります。もちろん、それが仕事です。
私自身が稼働する軽貨物配送の案件でも、客観的視点が口だけの大ホラを言いつつ主観のみで物事を捉え、自分なりの解釈によって腹落ちしている軽貨物配送会社の責任者がポツポツといます。
運賃ピンハネをするために軽貨物ドライバー業者を募集し、ドライバーのフォローやドライバー教育をせず、丸投げで右から左にドライバーを配送現場に入れ込むといった軽貨物配送業者の例もあります。
巷ではハンドルを握って実直に配送の仕事をしている軽貨物ドライバーさんは客観的に物事を捉えることができるので懸念はありませんが、稼ぎではない儲けに目が眩んでいる軽貨物配送業者もポツポツといるので、新人ドライバーさんや新入りのドライバーさんは業務委託での仕事の請け方には注意が必要です。
表面的には聞いている風の軽貨物配送業者の責任者、エラーや失敗も反省している風の軽貨物配送業者の責任者、忠告や警告すら右から入って左に抜けている軽貨物配送業者の責任者、要するに責任感が欠如した業者です。
それでも平気でマージンを抜き、中には軽貨物車を高額に4万も5万もの金額で毎月リースをさせ、仕事と責任を丸投げするレベルの軽貨物配送業者の責任者もいると一部では聞きます。
新入りのドライバーさんが安心して業務遂行できるように、ドライバーさんへの教育、ドライバーさんの欠車対応、ドライバーさんのシフト管理、ドライバーさんの着車終了管理、ドライバーさんの代走、これらを高効率に管理できる能力がないのに形振り構わずにドライバーさんを募集し、ドライバーさんが懸命に稼ぐ運賃からマージンを10パーセント20パーセントも抜き取る業者はピンハネ軽貨物会社だと揶揄されるわけです。
もちろん、これらは駄目な業者の典型例ですが、そういう業者の責任者も物事を無視して全く聞いていないわけではなく、単に心ここに在らずの状態であり、約束やモラルや物事が全く心に刺さっていない状態の軽貨物配送業者の責任者であって「言っても無駄な業者」となります。
真剣さがない軽貨物配送業者は必ず何かしらの責任問題を起こします。
業務委託ドライバーという仕事案件には暗黙のルール、即ち、仕事を任せられるという信頼度で請負の関係が成り立ちます。
配送仕事の案件を請け負う側の人間の悪いところが仕事発注者の目に入ると即刻で出入り禁止、御法度やモラル違反をする請負ドライバー業者は関係者にも触れが回る世界です。
そうならないためには日頃から仕事があることへ感謝する気持ちを持ち、社会人として意識的に周囲に感謝を伝えることが大切なこととなってくるわけです。
ポジティブな人間だけが重宝されます。これは性別や年齢層を問わずどの業種でも同じことでしょう。