地元密着型の軽貨物運送業者は業績が安定している

千葉の軽貨物ベンダーとプロパー 【軽貨物運送の検証ブログ】

軽貨物業界の仕事でもプロパーの立場とベンダーの立場を理解して業務をわきまえる必要があります。ビジネスモラルとしてはプロパーもベンダーも関係がなく、シェアしながら、一丸となって業務遂行するべきでしょう。

軽貨物の仕事でなくとも、世の中、プロパーが偉く、ベンダーは偉くない、というのも間違いではありません。

社員同様に働かせておきながら業務委託契約の立場だったり、企業では怪しい業務委託も増えています。

社員やアルバイトや外注や人材派遣、嫌な感じでの分け方ですが、これが現実ですから、やる気を履き違えた人も多く、なかなか、和気あいあいの会社環境は少ないですし、個人事業主の軽貨物ドライバーは戯れずに単独行動ですので孤独でもあります。

こういった労働関係の癖を気にせず多くの個人事業主軽貨物ドライバーは毎日忙しく仕事をされています。

営業力を持たない個人事業主ドライバーの場合は立場が弱いので共存共栄などを語る配送会社を信用してはいけません。

仕事の仲間は友達でもなく、仕事自体、奉仕や慈善事業ではないので、たとえネクタイ族の仕事でなくても、大人の姿勢で取引先と仲良い付き合いをキープする必要があります。

20代では10年は社会勉強、仕事を覚えたての30代では目上歳上に対して初心忘るべからず、20年選手となった40代や50代のミドル層は周り全体の補佐をも兼ねた動き、60代以降では感謝の気持ち、など各層で無理をせずに、素直な動きを理解しあえるチームでないと、高効率な仕事は達成されません。

現場では下手な平等論があり、シニア層でも無理に重い荷物を抱えさせる風潮がありますし、シニア層も格好で無理に重い荷物を持とうとする風潮もありますが、それら履き違えた平等論は大きな間違いです。

仕事は全体を見回して、役割とシェア、高効率こそ重要ですから、社会経験が浅い20代や30代の知恵不足や経験不足をシニア層が強く指摘してもダメなのと一緒です。

軽貨物事業は目先ではなく根性論では中長期のビジョンは書けません。個人事業主は社長ではなく、会社経営者が社長であることの違いは明確。個人事業主の社長擬きが稀に居ますが、自分だけ良ければいい個人事業主と会社の社長は考えも訳が違うのです。

個人事業主である以上、シニア層でも若輩者と同じスタンスで仕事をしなくてはならないのも事実です。

あれ重い、腰痛い、こういったことはシニア層にとって大きな課題となってきます。要するに体力。

反面で、20代や30代は社会に勉強不足を理由に、昔の歴史が分からない、業界がわからないなどは大きな課題になってきます。要するに知力。

従って、ヤング層はシニア層の体力をフォローし、シニア層はヤング層の知力をフォローし、社会では40から50代のミドル層が時代に沿った動きをリードするのが通例でしょう。

良し悪しは別として、個々の業界では強い立場が弱い立場を服従させる世の中です。その順応力を精神的に負荷かけず学んでいくことが末端ドライバーとして優先事項でしょう。

さらに、軽配送のドライバーは経済の末端にある納品という仕事ですので、商流もあり、縦でも横でも嘘や誤魔化が多く、頑張りの裏腹で嫌な気分にもなります。

強い意識を持ち、強く仕事を学び、トレーニングの時間も作りながら、低俗な人は踏みつけて歩けるくらいのスタンスで生き抜いていく気持ちも大事です。

軽貨物の請け負い仕事案件では、プロパー風で(正社員のように)仕事することもあり、ベンダー風(協力会社の社員のように)で仕事をすることもあります。

仕事を履き違え、身勝手に料金の割にあう仕事ばかりを求める軽貨物ドライバーもいますが、紳士的なミドル層やシニア層の方みたいに個人事業主ドライバーは年齢問わずに自分の立場をわきまえ、業務遂行しなくてはなりません。

  • 仕事を選ぶ我儘な軽貨物ドライバー。
  • 案件の料金やお金の勘定ばかり口に出す軽貨物ドライバー。
  • 嘘をつく軽貨物ドライバー。
  • 他人の人間関係を利用する軽貨物ドライバー。
  • 自分のやってる仕事が会社の仕事であることを理解しない軽貨物ドライバー。
  • 同じ失敗や遅刻を繰り返す軽貨物ドライバー。
  • 副業で軽貨物の仕事をしているドライバー。

これらはベンダードライバーの特徴です。どこの業種にもこういったタイプは居ますが、腰を据えずに職をコロコロ変えていたり、口だけなので徐々にメッキが剥がれるタイプと言えます。

こういった軽ドライバーは、なかなか顧客からの信用度は自ずと低いのが現実です。

軽貨物ドライバーの中にはプロパー以上にその事業全体を見回し、その事業全体のために貢献できるような人もいます。

人としても気っ風の良さをも持つ軽ドライバーが顧客や仲間からの評判も高いでしょう。

こういった姿勢の個人事業主軽貨物ドライバーは最強マルチ軽ドライバーになりうるので、初心者であれ、経験者であれ、プロパー風の仕事からベンダー風の仕事までマルチに熟せるようになると考えます。

稼ぎも自然に伸びるはずです。関西流のように、お金は後から付いてきます。

軽貨物の仕事で、ベンダーになるのも良し、協力会社の協力会社にてベンダーになるのも良し。継続したプロ意識を持ちたいものです。

ベンダーは正社員などプロパーとは考えが異なり、一生その仕事をしようとしていない人もいます。

ある程度の働いたら、次の職や現場へと転々とするタイプです。

軽配送の仕事を始める人は、訳ありの方も多いはずで、前職で嫌なことがあったり、仕事の悩みは人それぞれです。

それでもミドル層やシニア層で頑張っている軽貨物ドライバーも多くいらっしゃいます。

一般社会ではピラミッド型で組織が成り立っていますので、年齢層はともあれ、元請け会社の人間は「下請け」という言葉を使いたがりません。

下請けと言ったり聞くと嫌な印象を持つ人も少なくありません。

何やら「業務委託」という言葉を使うことで「下請け感」を緩和しています。

正直、年齢層は関係なく、元請けは下請けよりも偉いわけで、元請けは指示を出す側です。

しかしながら、元請けは孫請けに自由に指示は出せないルールがありますが、個人事業主ドライバーの多くは下請けの孫請け(ひ孫)です。

大手運送会社のベンダー社員が、ピンハネ配送会社である一次下請けを挟まず個人事業主ドライバーの孫請けに直接指示を出すことは下請法でグレーゾーン。実際の現場ではどうでしょうか。

毎日同じ倉庫に出向き、客先常駐で仕分けや軽貨物配送の仕事をしているドライバーもいますが、客先常駐であろうともベンダーが起こした仕事のミスもプロパーが責任を取るのが筋です。

しかし、現実はそうではありません。

ベンダーの立場は責任ある仕事をさせてもらえない可能性もありますが、多くに現場ではそんな事はほったらかしです。軽貨物ドライバーの仕事は「自己責任」ということをゴリ押しされます。

指示系統はとても大切です。軽ドライバーは特に注意です。もちろん、自分の立場をわきまえて行動します。

元請け社員が威張って、下請けを挟まずに孫請けドライバーに直接指示を出そうとしますが、それは労働ルール上で違反です。

しかし、下請けであるピンハネ配送会社では仕事内容すらわからないというケースも多々あります。軽ドライバー任せです。

反面で、軽ドライバーであろうとも社会人として「直接の契約関係がない」相手には一歩下がった付き合いをするのがセオリーです。

軽貨物ドライバーの中には勘違いして一歩踏み込んで仲を作ってしまうケースもありますが、これは他業種でも商流で問題となることが多いです。

元請けが協力会社の社員を自分の部下扱いするのもはビジネス上にルール違反ですが、チームワークを理解し、プロパーやベンダーといった立場も理解し、不平不満を口に出さないで「仕事」を理解できる環境作りを率先できる末端ドライバーは最強でしょう。

底を支えるとはこういうことの能力です。

日本全国の仕事ピラミッド社会において、その中に居る軽配送ドライバーの1人であることを認識して地位ポジショニングをするべきです。世の中、自分の代わりはいくらでも居ます。あなたが優先ではありません。

営業のルール、見積もり、タブー、全てを考慮しなければ、自分に与えられた案件とチームでの役割のハードルが低いままなので、成長力も鈍くなってしまうものです。要するに成長できないタイプです。

ベンダーしかり、プロパーしかり、会社内部のピラミッド構造、協力会社とのピラミッド構造を構築するときには、上手な壁を作りつつ、絶妙な距離感を守り、明るく楽しく仕事をしたいものです。

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