反面で、軽ドライバーであろうとも社会人として「直接の契約関係がない」相手には一歩下がった付き合いをするのがセオリーです。
軽貨物ドライバーの中には勘違いして一歩踏み込んで仲を作ってしまうケースもありますが、これは他業種でも商流で問題となることが多いです。
元請けが協力会社の社員を自分の部下扱いするのもはビジネス上にルール違反ですが、チームワークを理解し、プロパーやベンダーといった立場も理解し、不平不満を口に出さないで「仕事」を理解できる環境作りを率先できる末端ドライバーは最強でしょう。
底を支えるとはこういうことの能力です。
日本全国の仕事ピラミッド社会において、その中に居る軽配送ドライバーの1人であることを認識して地位ポジショニングをするべきです。世の中、自分の代わりはいくらでも居ます。あなたが優先ではありません。
営業のルール、見積もり、タブー、全てを考慮しなければ、自分に与えられた案件とチームでの役割のハードルが低いままなので、成長力も鈍くなってしまうものです。要するに成長できないタイプです。
ベンダーしかり、プロパーしかり、会社内部のピラミッド構造、協力会社とのピラミッド構造を構築するときには、上手な壁を作りつつ、絶妙な距離感を守り、明るく楽しく仕事をしたいものです。