半休くらいが丁度いい軽貨物ドライバーの賢いリフレッシュ方法

好きな時に働いて、休みたい時に休める、などと腑抜けなことを言っているフリーランス風の軽貨物ドライバーはクライアントから信頼されることは当然ない。

半休くらいが丁度いい。

個人事業主で真面目に働く軽貨物ドライバーは休日なく週7で仕事をしているといった人も少なくありません。満更、嫌々という訳でもなくです。

とは言っても、軽貨物ドライバーの仕事には種類があり、大手ネット通販商品の配達員や弁当の出前みたいな配達員の仕事を請負しているドライバーは嫌々で仕事をしているケースも少なくなく、休日が無ければ配送ドライバーなんてやってられないと語る人もいるのが現実です。

自らクライアントに営業せずどこかしらの軽貨物運送会社から配送案件を業務請負で回してもらっている個人事業主ドライバーはその軽貨物運送会社に社員雇用されている身分では無く、言い方を変えれば外注業者の委託ドライバーです。

実際、仕事をやるやらないは配送の仕事を請負するドライバーの本人次第などと言うのは勝手ですが、現実問題、末端で働く営業弱者の個人ドライバーが身勝手に仕事のオンオフを自己都合で決めることは個人事業主としての信頼面において得策なことではありません。

仕事欲しさに加盟金などのお金を出してまで組合やFCなどのグループに加盟して仕事を乞いたり、軽貨物運送会社の社員擬き専属契約で働くパターンの人もいますが、お金の稼ぎの安定を求めるが故に宙ぶらりんな御用聞きドライバーとなってしまい、且つ、あたかも社員のような働き方を強いられつつも社員雇用とは労働条件面で異なることから社畜ドライバーより更に酷いブラックな仕事環境で働いているといった業務請負の個人ドライバーもいると聞きます。

軽貨物運送会社の委託で専属ドライバーで働く人たちは大型トラックや中型トラックの運送会社で働くような社員雇用ドライバーとは業態が若干異なるもののドライバーとして働く意識が異なります。

悪く言うと軽貨物ドライバーは配属する会社に対する忠誠心に欠けているケースが殆どです。配属会社のために働いていないわけです。即ち、自己中心なドライバーが多いのです。

業務委託ドライバーは個人事業主でもあり社員ドライバーのように勤務先の社則や制服などもありませんが、取引のルールやビジネスモラルを重んじることがとても大切で、休日をとるにしても事前に委託会社や取引先に了承を得て、逆に、稼働すると約束した日は何があっても必ず稼働する、というのが業務委託で働く軽貨物ドライバーの日々です。

何がどうであれ信頼のため計画とおりに働くことが必須です。

ただ、大きな声では言えないですが大手ネット通販商品を個配する宅配便の下請け配達員や弁当の出前みたいな日雇い配達員やネットスーパーの御用聞き配達員など、経験者ドライバーには不人気でドライバーの入れ替わりが激しい案件は人材不足が慢性化しているケースがあり、荷物を運ばない運送会社による多重下請け構造のピンハネによって末端ドライバー単価は非常に安い料金設定となっています。

それらの現実を知らずにそういった配送現場の案件を軽貨物運送会社に紹介されて嵌まってしまうと、日々休憩らしい休憩もなく10時間以上1日中ずっと走り回っている感じになるなどのブラックな仕事内容で悩んでいるドライバーも多いもでビギナーは注意が必要と言われています。

確かに24時間365日ずっと止まらないのが物流の世界です。

それを理解した上で個人事業主ドライバーが休日を賢くとるタイミングですが、まず、午前0時から午後12時までを半日、正午から午後24時までを半日、と稼働時間を捉えるべきでしょう。自分都合ではなく市場都合です。

クライアントの営業時間が9時から18時という時間帯での配送業務を請負検討する場合も大前提を午前0時から午後12時を半日として捉え、正午から午後24時までを半日として分けて考えると、どちらかの半日をまるまる休むことはできません。被ります。

ブレない仕事を中長期でするならば本来、0時から12時までの時間帯で仕事を区切れる案件、12時から24時の時間帯で仕事を区切れる案件、これを模索し、この2つで安定稼働できると効率よく半休を組み込むことも可能となり、しかも効率よくお金を稼ぐことも可能となってきます。

要するにプロ本業ドライバーとして働く際は、身体のストレス、精神のストレス、神経のストレス、この3大ストレスを規則的にリフレッシュできる働き方を目指す必要がありますし、プレッシャーの掛かりやすい軽配送の仕事であろうと満喫しながら賢くお金と信頼を稼ぐことさえ続けられれば収入の安定感はぐんと高まるわけです。

取引や仕事を選ぶとはそういうことなのです。

目先のうまい話は長続きしない案件です。高収入であろうとストレス負荷の強い配送仕事は長続きができないので絶対的に避けるべきなのです。

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