配送の仕事をしている社内外の軽貨物ドライバーの五段階評価をしてみると大別して2通りの人間に分けて存在価値の優劣を評価できる。
- 稼げる人間
- 稼ぐ人間
誰しも楽して稼ぎたい。とは言っても、稼げる奴なのか、稼ぐ奴なのか。無論、自営型で働く軽貨物ドライバーの場合、能力のない奴は絶対に楽して「長く」稼げない。
仕事能力と自営能力が共にない奴、周囲よりも言葉使いや見た目や第一印象の劣る奴ほど仕事を単価で選ぼうとする。
モテようとしたって甘くはない。
稼げるのか、稼ぐのか、これは同じではない。
サラリーマンではない自営型で働く軽貨物ドライバーの場合にはその大きな差に気がついていないと委託切りで不安定となり足元を掬われる。
当然だが配送の仕事がうまくできるとか仕事経験は関係ない。
もちろん私自身も日々その戦いである。やるべきことをやる。やると決めたことはやる。稼げる軽貨物ドライバーの思考、稼ぐ軽貨物ドライバーの思考、肝心なのはそこであろう。
- お前は魅力的な奴なのか
- お前にメリットがあるのか
隣の畑ばかり意識するタイプの軽貨物ドライバーは仕事自営能力が馬鹿レベルなのに賢くなろうとして信頼が貯まらない。
配送現場で他社の知り合いを増やすような奴も信頼はされない。他人の人間関係を利用する奴も信頼は貯まらずメッキは禿げる。そういう浮気性タイプの軽貨物ドライバーは違和感と不信しか残らないので良い部分より悪い部分が浮き彫りとなる。
これはお客様に対しても同様。
自分が稼ぎたいために仕事の良し悪しをお金のラインで意識する奴は必ず淘汰される。配送の仕事というのはお前のためにあるのではない。お客様の事業のためにある。
この当たり前のことがわかっている風の奴は多そうだが、真にわかっている奴はやはり多くない。
自分が荷主になれば直ぐわかる。
荷物を運ばない経営陣がいるような軽貨物委託会社も要らない。仕事を右から左に流すだけ運賃ピンハネを目論んで協力会社探しや委託ドライバー探しが仕事になっている軽貨物委託会社も信頼はゼロ。