営業のノウハウを持たない個人事業主の軽貨物ドライバーは軽貨物会社から仕事を紹介してもらうことになるだろう。
確かに一社は仲の良い業者があるとよい。二社も三社も仲の良い業者を作ると単なる浮気性な軽貨物ドライバーと見なされて価値は下がる。
軽貨物会社によって加盟金と仲介手数料の仕組みが異なるため配属契約する際には騙されないよう注意すべき。
千葉県内では少し名のある軽貨物運送会社はどこもかしこも同業者の真似事ばかりの雰囲気。営業手法に独自性のある面白そうな会社だと感じるところはない。
そもそも営業センスは感性で左右されるので覚えようと努力しても簡単に覚えられるノウハウではない。
特にできない理由を言うタイプの人は営業ではダメ。どうやったらできるのかを考えることが営業の基礎にある。
千葉で独自性のある営業展開をする軽貨物会社がないのは、どの軽貨物運送会社の社長や経営陣の感性が似たり寄ったりなのが理由。
ドライバーあがり。
ただ、そういう営業レベルでもある程度までは稼いだり儲けたりができる職種なのかも知れない。
しかし、感性のない経営では企業成長が足踏みするため、必ずと言えるくらい売り上げが踊り場の状態になるのを容易に想像ができる。
ドライバー人数が数名ならそれでよいがドライバーの数十人を急成長で抱えてしまうと売り上げが踊り場に落ち着くとまずい。
感性(営業センス)のない会社の足踏みは衰退の始まり。
零細企業ではよくある話だが感性のない会社が調子に乗って事業を多角化したり営業地盤の規模を拡大して失敗、軸の事業も崩れて健康経営から遠ざかってしまうケースもあるある。
他力本願でもチャンスはある。運不運でもチャンスはある。窮地では感性(営業センス)が腕の見せ所となる。
私は前職では他業種にて日本全国の大手中小零細企業の経営者や営業責任者の方や技術責任者の方などと仕事上で長年の付き合いがあったため、今でも、仕事上では相手の感性(営業センス)を意識して接している。
何かを見たり聞いたりした際に深く心に感じ取ることができる個人事業主ドライバーや軽貨物運送会社の経営者。
感覚的に物事に対して感じていることを表現することができる個人事業主ドライバーや軽貨物運送会社の経営者。
この2点が備わっている人物は営業センス、即ち、感性のある人物だと高評価するようにしている。
人の気持ちを感じる力や場の空気を読む力という感性がかなり大切。
そのチカラを持つ人と寄り添ったり付き合うことは個人事業主ドライバーにとってはプラスに作用して勉強にもなるはず。
ただ、感性(営業センス)は生まれ持ったチカラというと大袈裟だが、年齢が若い頃に鍛えておかないとならない。30代や40代では時すでに遅し。
感性(営業センス)は仕事上でも自分の周りからの刺激や全体のイメージを柔軟に受け入れられることがベース。