軽貨物車は自家用車とはだいぶ違って過酷な使用状況となっている。
軽貨物車のメンテナンスや修理は乗用車と同じ頻度だと車を壊すことになる。
定期的なエンジンオイル交換だけでメンテナンスをした気分になっている軽貨物ドライバーは車を壊す。
当店にも過去にそういう軽貨物ドライバーがいたがエンジンオイル交換はきちんとしていても他の異変に無頓着では、車を壊し、事故を起こし、免停になる、そんなのは全く話にならない残念な人間。
商売道具をきちんと管理して大切に使っていくことはどんな職であれ仕事姿勢の一つでもあるがしっかりと仕事のできる人の基本でもある。
エンジンオイル交換はできるならば自分でやるべきこと。
整備を自分でできないならばできるだけ主治医のような感じで毎回同じ車両整備工場や毎回同じピット作業もできるカー用品屋で実施すべき。
軽貨物車は毎月10000km前後走ることも珍しくはないのでエンジンオイルは毎月交換が必須だが、その意味合いはオイルを新しくするというだけではなくその他の異変や異臭や異音の気づきのためでもある。
自ずとエンジンオイル交換を毎月していない軽貨物ドライバーは車を壊すこととなる。
壊れるのではなく壊しているのが現実。軽貨物車は壊す前にメンテナンスや修理をするのが基本。
今日は疲れているのでまた今度という軽い気持ちで整備修理を怠って仕事中に車を壊せば色々と本人の責任が大変なことになる。
車メンテナンスの管理不足で自分の請負仕事に穴を開けた軽貨物ドライバーは代走費用や納品先の休業費用などを請求されるのも当然のテーマである。
甘くみないほうがいい。
毎月のエンジンオイル交換の際には、クーラント液の点検、下回りの点検、足回りの点検、エアコンガス圧の点検、エアコンチューブ漏れの点検、オルタネータの異音点検、エアコンコンプレッサーの異音点検、必要最低限のメンテナンスを実施するのは普通のこと。
プライベートが仕事の上にある軽貨物ドライバーはメンテナンスや修理の時間がないと言い訳をするケースもあるがそういう人間は行き当たりばったりな仕事人生を歩んでいる。
物事に対しての優劣、善悪の価値、自分都合でしか考えない損得勘定を優先している軽貨物ドライバーは、自分が困っていざという時に思い通りにならない状況となって苦痛を味わうだろう。
軽貨物車のメンテナンスや整備は大切なこと。
車に詳しくないならば特に、聞法、実践が基本である。