真似してはいけない軽貨物ドライバーの働き方

仕分け業務 【軽貨物運送の検証ブログ】

軽貨物ドライバーの個人事業主は寝る時間を切り売りして働き尽くすことでお金を多く稼ぐことができる職種。初心者が真似をしてやってはいけないことが多い。

SNSや求人サイトで名前が出てくるドライバー求人ばかりしている軽貨物配送会社は多重下請けの仕事丸投げ責任丸投げ状態なので頑張り次第で稼げるだとかYouTube動画やネット情報を鵜呑みにして軽貨物ドライバー開業で安定してお金を沢山稼げるなど夢物語。

軽貨物運送業の開業で個人事業主ドライバーが絶対にやってはいけないことを後悔しないために考えてみる。

Youtube動画などで日雇いのフリーランス軽貨物ドライバーが宅配便の下請け仕事や日雇い出前配達員の宅配案件などの経験談を語ったりしているが、自営するプロ本業として顧客営業して働いている現役の軽貨物運送業ドライバーによる経験談ではない。

どこかの宅配便会社で軽貨物ドライバーの経験が10年や20年など何年間あろうとも自分で営業受注した顧客ではない案件での配送ドライバー経験ではお客様ファーストの姿勢を守り抜いてプロ意識を持って軽貨物ドライバーの仕事をやってきたとは限らない。

現在もSNSや掲示板やマッチサイトなどでは多重下請け問題の仕事案件を運賃ピンハネ目的でドライバー求人募集をするような法人の軽貨物配送会社もあったりする。

業務請負で働いている軽貨物ドライバーは経営や営業の素人が個人事業主になってしまっているケースが非常に多いので軽貨物配送の委託会社で鴨ネギ状態となっている。

あるあるだが、長年の配送ドライバー経験者であるにも関わらず平気でドライバーファーストだとか社会的に訳の分からない自己中心な偏屈を語ったりする人間もいる。

自己中心を言いたい気持ちも全否定はしないがドライバーファーストを口にする軽貨物ドライバーは過去の仕事で取引先やお客様から嫌われてこき使われていたり、仕事があることへの感謝を忘れてお客様や取引先を恨んでいるのかも知れない。

無論、ドライバーファーストを語る感じの軽貨物ドライバーはこの先も信頼され選ばれることもなく淘汰されるのは言うまでもない。

雇われの社員ドライバーやアルバイトドライバーではない業務請負の立場で働く開業ドライバーの個人事業主は個人事業の開始時期に事業方向性で注意すべきことをはじめ、業務請負型の軽貨物ドライバーがお金と信頼を同時に安定的に稼ぐことの大事さや、直請けや下請け仕事を受注すり営業ノウハウを鍛えることや、個人事業主の軽貨物ドライバーが絶対にやってはいけない世話になった配属先の飛ばしや中間業者飛ばしやドライバー引き抜きの御法度についてのモラルや義理も注意が必要である。

脱サラや副業レベルで軽貨物ドライバーの仕事を始めようとする人の中にはネットの求人サイトなどを見て沢山の荷物を頑張って配達すればお金を沢山稼げるだとか、頑張り次第でお金を沢山稼げる、などと求人広告ばかり出しているような運賃ピンハネ軽貨物配送会社の罠にかかってしまい実際には高額な軽貨物車をリースしたり購入したり大赤字で大失敗している人も結構いる。

  • 今日は30,000円を1日で稼げた。
  • で、明日は。
  • で、明後日は。
  • で、来月は。

軽貨物配送と言っても宅配業ドライバーと運送業ドライバーに大別されるが、初心者のドライバーがやるような出前みたいな日雇いドライバーの配送案件や大手宅配便の社員ドライバーが嫌がっている曰く付きの集配エリアコースを任されるパターンなどは長続きせず、ヤル気と裏腹で苦戦しているビギナーも少なくはない。

もちろん、企業配や緊急チャーター便など紳士的なミドル層を中心として活躍できる本業ドライバー向きの仕事案件もポツポツあるが、軽貨物ドライバーの仕事でお金をうまく稼ぐ方法そのものは一括りにできない。

はっきり言ってスピード配送する能力しかないような軽貨物ドライバーに限って実力もないのに割のよい仕事を一丁前に探そうとするが世の中は甘くない。

そういうニーズに適さない人物像の配送スピードが早いとか道に詳しいとか配送ドライバー経験が長いとか所詮そんなものは個人的な自己満足で特技レベルの能力に過ぎない。

そんなことよりも街中で腐るほどいる軽貨物ドライバー業者の中から選び抜かれるための基準や自分の採用価値はきちんと知っておくべきだろう。

業務委託で働いている軽貨物ドライバーの現実は自分ファーストの都合で仕事案件を探し求めていても安定してお金は稼げない。当たり前のことだが軽貨物ドライバーになるような人はその辺が抜けているタイプも多い。

荷主企業による委託切りも日常茶飯事の世界だ。雇用ではないから嫌な奴は使い捨てるかのようにドライバー交代だったり委託切りもごく普通にあること。

無論、好きなときだけ働きたいだとかは社会人として不適合に近い最悪の要望だが、好きな時だけ働きたい、土日は休みたい、重いものは嫌だ、軽貨物ドライバーの役目役割を理解もせずそういう堕落した気持ちを抱いているならば中長期も当然だが短期でもお金をうまく稼ぎ続けることは無理。

ビギナーであろうとプロ意識の低さがあると、今日は稼げても、明日は稼げない。

個人事業主であるにも関わらず日雇いレベルでの配送仕事を仕事難民同士で取り合うことに陥り、毎日毎日仕事マッチングサイトをスマホで見ながら配送案件の仕事探しで一喜一憂するようになって落ちぶれる。

徐々に仕事への感謝を忘れて働く姿勢がひねくれて、上っ面だけ格好つけて荷主企業や中間業者の不平不満を言ったり、仕舞いには幼稚な子供のようにSNSで自分の仕事をつぶやき始めて「ぼく、きょうもしごとをがんばれたよ〜だれかほめて〜」の世界に突入。

さて本題だがフリーランス軽貨物ドライバーや副業のドライバーではないプロ本業の個人事業主で稼ぐ軽貨物ドライバーは自分自身が請けるべき配送案件の選択を単価だけの良し悪しや割りに合うとか割りに合わないで受注判断をしない。

  • 色々わかっているからである。

大手インターネット通販商品の宅配便や弁当の出前みたいな仕事のように運賃ピンハネの軽貨物配送会社の中間業者に鴨ネギ状態で働かされる案件は個人事業として大成しない仕事案件なのでやる意味がないとして請負しないプロの軽貨物ドライバーも多いと聞く。

時と場合でスポット案件は高単価を意識して配送仕事を選ぶことも勿論あるが、マッチングサイトや掲示板やSNSなどで公開されているような誰かの食い残し案件の中から懸命に日銭を稼ぐ仕事が無いかスマホと睨めっこしても駄目である。

仕事エントリーだとか不安定で暇人の軽貨物ドライバーは毎日をそんな浮き沈みで一喜一憂している。

そういう日雇いレベルの軽貨物ドライバーは企業からの信頼性が一向に育つことはない。

正直なところ、一つの高収入よりも日銭は1000円や2000円など運賃が安かろうと月単位や年単位でのお金の稼ぎを考えて安定的に売上収入の金額を稼ぐことができる案件受注を優先する方が結果的に賢い選択となる。

個人事業主なので勘違いしてはいけませんが、毎月の売上確保の保証、収入の安定、これらを最優先したいならば業務委託での仕事を探さず、社員ドライバーやバイトドライバーなど、どこかの運送会社で雇用され勤める方がよいです。

しかし、現実的な話、運送会社や軽貨物配送会社の社員雇用は俗に言うブラック企業が配送業界では少なくないので、新入りや新人ドライバーはかなり都合よく、配送現場でこき使われてしまいます。

このことからも軽貨物運送の実態や評判ばかりを気にしてしまい、軽配送ドライバーの仕事を開始することに躊躇する人も多いでしょう。

もちろん、やってはいけない軽貨物配送の仕事案件もあります。

新規に軽貨物ドライバーとなって、生活のために収入安定を求めるが故に、個人営業を選ぶか社員雇用を選ぶか迷っている人もいますし、個人事業主の軽貨物ドライバーになって働いている人の中にも収入を安定させる裏側に潜んでいる過酷な労働条件を知らぬ間に強いられている人も少なくありません。

いずれにせよ、楽して高収入という甘い考えは一旦クリアにすべきです。

まずは、活き活きと軽配送の仕事ができれば、少しの困難なら軽く乗り越えていけます。もちろん、メンターや相談できるドライバーも必須ですからコミュニケーションも大切にすべきです。

活き活きと仕事すると言っても、社員ではなく個人事業主という立場である以上、軽貨物ドライバーは配送の仕事がキツイとか、朝早いとか、夜遅いとか、人間関係が嫌とか、職場環境が合わないとか、そんな悠長なことを言っていても意味がなく駄目ですし、お金は稼げません。

軽貨物配送の仕事は初心者でもできるとか、素人でもできるとか、ピンハネ軸の軽貨物配送会社によるドライバー募集の説明は鵜呑みにせず、まずは配送という仕事を恐れるべきです。

耐性こそ重要な仕事です。どこまでキツさを体感して認識し、徐々に順応できるかがスキルアップ後の成長の鍵となります。

そうすれば、楽しくお金とスキルを稼げるようになります。

自分でできること、周りの仲間ドライバーにやってもらうこと、成功も失敗事例も共有することはとても大切です。

また、軽貨物ドライバーは常に新しい仕事量の多さからしてマニュアルを求めるより、記録や記憶をすることが必須です。

配送の仕事経験を積み重ねてストレスなくスピーディに仕事ができるようになったら、あとは思い切ってお金を稼ぐために、最終的に寝る時間の切り売りができるかどうかとなります。

遊んでいる暇はありません。稀に家族サービスで休むということを言うドライバーさんも見かけますが、個人事業主ですからそういうことは口に出してはいけません。

肝心なのは、理由を問わず、休むか、休まないか、です。

明日は朝早いから夜遅くまで仕事をするのはキツいとか言っているようではもちろん話になりません。

寝る時間こそ宝です。1時間でも暇があれば仮眠です。お金とスキルを稼ぎたいなら遊んでいる暇は本当にありません。

自分なりに身体の疲れを癒す最善の方法やルーティンも身につけておくべきです。沢山お金を稼ぎ、仕事ができるプロの軽貨物ドライバーは上手に休んでいます。

休日はなくても、過剰労働せず、やってはいけない働き方をせず、上手に時間をとって休んで稼いでいるわけです。

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