守秘義務を守らない業務請負ドライバーの存在価値はゼロ

6輪台車と軽配送 【軽貨物運送の検証ブログ】

個人事業主軽貨物ドライバーが地道に築き上げるべき荷主現場での信頼DNAは「一緒に働こう」という気概から始まるものだと千葉県の軽配送専門業者シフタープロが唱える理由。

私自身、以前の仕事経験上では20年以上、北海道から沖縄までのエリアを営業範囲とし、全く知らない法人様、顔を合わせたこともない個人様を問わず、電話相談で応対したり、訪問で商談をしたり、展示会や勉強会で講演をしたり、商売上でお客様と取引をするなか各取引先とは異なる専門性や価値観を超えて互いが得意とする知識に興味を持ちあい、信用だけでなく信頼を開始し、商売として「互いに」利益を上げるためにモノやサービスを提供する関係性を安定させながらビジネスモデルを作り上げることに注力し、営業成功と失敗の面白さやキツさを実感していた時期がありました。

営業はエンドレスな作業です。

モノか役務サービスの違いはあるにせよ、何か仕事ありますかと問い掛けることが営業ではありません。こんなお客様がありますという報告が営業ではありません。知り合いにゴロつくことが営業でもありません。

受注です。

受注するべき内容での受注です。

ターゲットを絞り、自らの先見の明にて事が現れる前に受注による旨味を見抜き、自身の理想ではなく自分の実力に見合う内容で、相手の土俵ではない自身のタイミングによる営業行動の成果を目指すことが肝心となるでしょう。

会社、事業、自営、営業、これらはみんな生き物です。

自分自身も相手の環境も良い時期もありますし悪い時期も当然あります。

私が検証していて思いますが、多くの個人事業主軽貨物配送ドライバーのような自分勝手は営業では通用しません。

一つの案件仕事に慣れてしまい卒業すらせずいつまでも居心地よい配送現場で働いているような人には稼ぎの成長もありません。

自らのチカラで営業の経験を一巡していない人、営業や事業展開が根本的に不得意ならば自分の仕事環境下で従順に順応するチカラがとても大切になります。

信用ではなく、企業や事業主や依頼主に信頼される必要があります。仲間や知り合いなど横繋がりからの信頼ではありません。縦です。

私は軽配送の仕事を通じて信用する人は多く居ますが、事業として信頼できる人はまだいません。

個々の営業力は企業規模や資金規模で図ることではなく、会社経営者や事業主が強く思い描いている計画の通りに積極運営を焦らず進めていく心構えと志で、グループワークであろうとチームワークであろうと、ブレずに邁進し、落ち着いて営業行動するチカラが必要だと考えます。

仕事ではなく事業ですので、その取引で得るのは目先のお金ではなく、その取引で得る情報、その取引で得る喜び、その取引で得る楽しさ、その取引で得る経験、営業は結果です。プロセスではありません。努力でもありません。成果です。

自営業者や零細企業から見る日本全国はとても広いはずです。軽貨物配送の仕事で少し頑張って行きたい人はぐわっと視点を変えるべきです。

軽貨物配送ドライバーは身体一つで仕事をしているので、自分の担当案件のことだけで頭がいっぱいになってしまい、自分が仕事で通う案件の会社やスタッフのことを、ああでもない、こうでもない、と視野を狭く語る人がいますが、それでは稼げません。

あくまで、自分に与えられた仕事です。

業務の対価で仕事するわけですからグチグチ言っても無意味です。稼ぐお金はそれ以上に増えることはありません。

結果、個人事業主の軽貨物ドライバーは、目先ではなく、その仕事の先を見なければなりません。これが構想できないレベルのままで仕事してしまっては単なるサラリーマンです。個人事業主として才能や才覚を発揮できません。

小さな会社、小規模な事業に展開は可能な限りワンマンで頑なにならず、いつ何時でも自分の事業ビジョンを復習し、仲間や先輩後輩を大切にし、反省と予習、自分で自分の視野を180度くらい拡げることさえできれば、ビジネスチャンスは世の中にゴロゴロしている、とそう思って間違いないでしょう。

挑戦です。準備が必要ですが、やるときは、がむしゃらに、暴れまわるくらい挑戦し続ける訳なんです。躊躇など必要ないです。自信なども必要ないです。必ず、良いお客様や関係先と巡り会えます。

そう、軽配送だろうと、物売りだろうと、自信満々な営業姿勢が決め手です。他人や知り合いの仕事話をペラペラ話しているようではいつまでたっても駄目です。

事業ビジョンが経営や運営の行く末を決めていきますし、そういった人には熱意ある取引先が自然と集まってくるでしょう。商売でお金が後から付いてくるというのはまさにこれです。

個人事業主ドライバーの事業展開や仕事収入では、時給換算で数百円高いとか日当が数千円高いとか、そういう個人生活レベルの話を懸命に毎日考えて唱えても先には進めません。

お金ではなく、仕事にやり甲斐を求める人も沢山います。

20や30代のヤング層から、ミドル層やシニア層へ全てを一巡したと言えるところまで到達したとき、お金ではなく、更に新しい展望で何をどう考えることができるかです。

バイタリティも必要ですが、いずれにせよ、ステップアップするには仕事人生や生活でも一巡の経験が必須です。

私は、過去、輸入貿易を通じて商品メーカー荷主の立場で、生産発注の管理、倉庫に於ける在庫管理、デイリーに自社製品の国内納品や配達、スピーディ且つ高効率に自社製品をお客様へお届けできる運送網や物流網を構築するため最大手の運送会社に指示を出しながら、営業面では商社や問屋など日本全国へ販売ネットワークを作り上げ、時と時代の流れで販売網を競争させ、自らを変化させ、コアな取引先とは技術開発まで行うなど、まさに、頭では四六時中仕事を考える毎日でした。

ニッチに地元千葉で軽貨物配送という仕事に興味を持つこととなり、軽配送の仕事と事業の運営をしながら、自らもハンドルを握り、軽の貨物車を使う配送事業の展開に特化し、専門性ある配送仕事の特訓を現在み繰り返しています。

もちろん、人ですのでムカつく仕事も多々あります。

ただ、軽配送の業界で働いている人たちの多くがドングリの背比べの働き方なのが気になり、それが嫌で仕方ありません。他人事ですが同業として残念な感じです。

他人事ですが、仕事展開がやり手と言える個人事業主の軽貨物ドライバーはいません。仕事が慣れた人はいっぱいいますし、数年同じ箱の中で働いていれば誰でも少しは仕事を覚えますが、やり手はいません。

私は起業家気質で仕事をするのでプライベートと仕事を一緒くたにしないタイプですが、配送の仕事で出逢うドライバーとは1年後にはもっと仲良くなっていたいとワクワクすることが多いです。

もちろん、仕事仲間、配送現場で出逢う軽貨物ドライバーは友達ではありません。協業する商売敵となりうるライバルです。

ただ、ライバルあってこそ仕事は切磋琢磨し、成功していくものと考えています。

事業の成功は目先にある仕事のお金ではありません。

お客様を大切にする気持ち、協業する仲間を大切にする姿勢、時間を厳守する、真面目に楽しく仕事するスタイルこそが、1年後や2年後の稼ぎを呼び起こします。

この時代、仕事では真面目過ぎるくらい真面目であるべき!なのかも知れません。

error: Content is protected !!