業務請負ドライバーは2年後の成長を見据えた仕事のマスターが基本

軽貨物中古車 【軽貨物運送の検証ブログ】

自分を高めた仕事ができる個人事業主の軽貨物配送ドライバーへと成長し、自分が理想する稼ぎ方、自分が求める稼ぎの額、自分が求める安定した稼働、自分が求める仕事環境を「いつ」手に入れることができるのか。

今日の仕事は2年後の自分に役立っているだろうか。私はいつもそのように自己成長を頭の片隅に置きながら軽貨物の配送仕事をさせていただいております。

副業ドライバーやフリーランス風のドライバーではなく、本職のプロ軽貨物配送ドライバーの場合には千葉のみならず地域性でも働く姿勢に違いはあるにせよ、荷主様や請負の協力会社や荷受人様からの信用だけではなく、信頼される軽貨物ドライバーへとステップアップすることを念頭に置き、日々、繰り返し、担当する仕事と仕事する姿勢を実直に学びながら稼働したいものです。

軽貨物ドライバー中心にビジネスは動いていませんので、荷主様と荷受人様のお役に立ってなんぼです。私の場合は元々の職がメーカー荷主の立場で長く仕事をしていたこともあり「お客様は神様」というスタンスが大事であることを理解しています。

  • 欠車しない。
  • 30分前行動。
  • 接車時間を守る。
  • 早配をしない。
  • 遅配をしない。
  • 報告する。
  • 連絡する。
  • 相談する。

千葉県の軽貨物シフタープロ便を運営する上で各ドライバーがこれらを厳守することが重要な事業ベースとなるわけですが、私自身も自らハンドルを握る本職の軽貨物ドライバーの1人として、年間を通し、これらの徹底を心掛けています。

欠車や遅刻、これらは一回でも怠ってはいけません。もちろん、早配や遅配も良くないことですがそれはあくまで稼働中の出来事なので様々な要因があるものです。しかし、欠車や遅刻は仕事中のことではなく、社会人として不適合と見なされます。

社会人として欠車や遅刻をしないことは当たり前のことではあるものの、年間で私のように週7で朝型、昼型、夜型でランダム稼働しているような軽貨物ドライバーがこれらを守り抜くのは相応に努力が求められることです。

一年間で一回なら寝坊や渋滞で遅刻してもよい、と思っていたらそのドライバーも仕事を失いますし、請負業者も仕事を失います。

もちろん、プロとしてこれらをミスした際には言い訳も一切通用しません、欠車や遅刻は仕事を失い、ペナルティも生じます。

業務請負の性質を肝に命じ、荷主様との信用や信頼とはそういうことをコツコツと守ることから始まる世界であると考えます。

もちろん、このようなことを考えずに単に荷物を集荷して単に荷物を届けるだけでも稼ぎや収益になりますが、所謂「できる」ドライバーの場合はこういったところでも意識の違いが明確であり、荷主様や荷受人様から信用と信頼を寄せる働き方をしていると千葉県の軽貨物シフタープロでは真面目に考えています。

軽貨物車で荷物を運び届ける軽貨物ドライバーには、社員ドライバー、アルバイトドライバー、業務委託ドライバー、など雇用形態の違う軽貨物ドライバーが配送現場に入り乱れていますが、基本、荷主様に代わって荷受人様に荷物をお届けするのが仕事であり、役目であったり、役割であったりします。

荷主様が企業の場合、配送ドライバーは荷主様やその仕事の関係先に信用されるだけでなく、ドライバーの信頼により荷主様の取引がリピートされることまで意識する実直さや真面目さも大事です。

些細なことですが荷物を受け取った荷受人様から「感じのいい配送ドライバーでした」というクチコミによる評価や評判も荷主様の営業スタンスを後押しする上では大切なことです。

私は前職で20年以上、メーカー荷主として仕事をしていた際にそう感じておりました。物販の会社では荷造り送料などでコストを使い、配送ドライバーの評価は荷造り送料の評価でもあり、目に見えないところで事業計画に織り込まれています。

軽貨物ドライバーの信頼は、時間通りにモノを一回届ければ良いだけではありません。

年間を通して事情問わずに遅刻を一回もせず、言葉使いも丁寧に、仲間と明るく接し、誤配を注意し、報告と連絡と相談を守る働き方は基本中のキホンです。スピード納品より意識するべきことは沢山あります。

また、報告と連絡と相談はかなり大切なので、慣れてきた頃合いから自己判断でスタンドプレーをしないようにします。自分の仕事ではなく、荷主様や所属会社の仕事である意識を持って仕事を担当するものです。

そして、周囲の軽貨物ドライバーとタブーな会話を絶対にしてはいけません。特に「働いているお金」のことです。

複数人が稼働する配送現場では、同じ仕事を担当していても、いろいろな業者を介して仕事請負が成立しており、もちろん、業務委託や社員やアルバイトなどで日当や時給も異なりますから、お金の話を「一回でも」してしまうとその現場では不公平感が拡がります。

業務請負ドライバーがドライバー同士で料金関係の話をするのは絶対にタブーとされていますが、自分の担当仕事を自分の仕事であると勘違いしている軽貨物ドライバーが調子の乗ってしまってペラペラと周囲に聞き話す社会人らしから者もいます。同調せぬよう注意も必要です。

プライベートと仕事の境界線を守るなど、会社の外部と内部からバランス良い信頼を得るには信用の積み重ねでしか築けません。

業務委託の軽貨物ドライバーはサラリーマンではなく成果主義です。安定性を重視す本職の軽貨物ドライバーにとっても高単価や高収入も魅力ですが、案件のお金のことばかり目先で考えているようでは副業やフリーランス風で稼働している巷の軽配送ドライバーと同じレベルだと荷主様から見做されてしまいます。

受注や会社や仕事や事業は生き物です。荷主様の経営も良い時や悪い時がもちろんあります。事業に未来永劫などありません。

業務委託の個人事業主軽貨物ドライバーはフラフラと配属先を変えず、一定の配送組織で腰を据えつつ信用を安定させることも大事でしょう。

同一の定期案件で働くと仕事は幅広覚えられません。働きながら修行する意味を持たせて、できるだけいろいろな荷主様の案件で稼働しながら「この先」軽貨物ドライバーとして底力を持った実力を身に付けていく働き方が最善です。

信頼、臨機応変で不平不満を言わないで済むマルチな実力の有無が軽配送の仕事で人よりも多く稼ぎ抜くチカラとなります。

かなり大事なテーマとなります。仕事を覚え始めると天狗になる軽貨物ドライバーも見かけますが、そういったメッキや背伸びは長く通用しません。

個人事業主の軽貨物ドライバーは所属で腰を据え、いろいろな荷主様、いろいろな時間帯、いろいろな曜日、色々なエリア、で場数を踏んでいくことが成長過程で大切なことと思います。

仕事を一通り覚え、実力アップするなら目指すべきは2カ年計画かと思われます。良い案件を探すのではなく、良い案件を仕事できる実力を身につけて営業するわけです。

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