日中に働く個人事業主ドライバーは車両を整備できない

千葉県で軽貨物車のブレーキパット交換と整備 【軽貨物運送の検証ブログ】

プロの軽貨物ドライバーが乗っている軽の冷蔵車。本職ではないフリーランスや多くの副業レベルのドライバーが乗る軽バンとは異なり、本職の軽ドライバーが乗っている冷蔵車の場合、メンテナンスは車体だけでなく冷蔵機能など荷室の整備点検から足回りやブレーキパットのチェックまで重要な仕事の一つ。

宅配ドライバーとは異なり、軽の貨物車で荷物の温度管理まで考えながら荷物の配達や納品を熟している軽の冷蔵車ドライバー。

通販の荷物を数百個も配るような宅配便の下請けで頑張る軽バン乗りのドライバーにも丁寧に荷物を積んで丁寧に運んでいる紳士なプロドライバーもたまにいますが、そういった軽バンに乗る宅配ドライバーと軽冷蔵に乗るドライバーはやや異なり、通常の運搬ルールに加えて、荷物への衝撃や温度までを常に考え、荷物の輸送状態を意識した配送業務ができる人です。

通販などの宅配をするドライバーの気持ちもわかりますが、軽冷蔵ドライバーの日常は、宅配便ドライバーのような時間と荷物量で配達を急ぎ、手押し運搬台車に無理矢理に載せた荷物を移動中に台車から落としたりするなどは論外です。

街中の軽バン乗りの黒ナンバー貨物車両を見れば一目瞭然ですが、何故か貨物の軽バンに乗るドライバーは運転が下手なのか乱暴なのかはわからないですが、明らかに、電信柱やポールなど、どこかにぶつけて走っているボコボコの車が多いです。

軽バンの貨物車を使う配達員が乗っている車両ボディの凹み具合を見ると、一度や二度の傷跡ではないのもすぐ分かります。

反面、軽の冷蔵車を運転するプロの軽貨物配送ドライバーが乗る車両は、ボコボコに凹んだ車はほとんど見かけません。

軽バンの貨物車だろうとも軽冷蔵車だろうとも、同じような場所で狭い街中を走っていますので、明らかに、軽の冷蔵車乗りドライバーは丁寧な運転をしている訳です。

運んでいる荷物の種類も異なります。

貨物車両の軽バンのように通販の荷物をごちゃごちゃな向きになろうとも積めるだけ積み込んで、人が見ていないところでは焦りのあまりに荷物を雑に扱う配送ドライバーとは運送の姿勢と運送技術のレベルが違い、軽の冷蔵車ドライバーの仕事においては、荷台や台車での荷崩れなど一度でも起こせば確実に商品はアウトです。

ケーキや高級パンやお弁当の配送などを手掛けると、まさに精密機器のような輸送技術を意識することとなります。

軽冷蔵ドライバーによる荷物の積み降ろしはいつも水平に慎重です。

勿論、軽バンに乗っているドライバー全員が雑なわけではないですし、軽冷蔵に乗るドライバー全員が丁寧なタイプであるわけではありませんが、ほぼほぼ、傾向はこの通りでしょう。

更に、それだけはなく、軽の冷蔵車に乗る多くのプロドライバーは自分自身できちんと最低限の車の整備点検をしています。

中には簡単な整備すら自分でできない車音痴の配送ドライバーも居ますが、プロのドライバーは車の整備を業者任せにはしていません。

乗る車が特別な冷蔵車である以上、バッテリーやオルタネータのチェックや電圧や発電、クーラーベルトのチェックも定期的に自分自身で行います。

もちろん、タイヤホイールのローテーション、エンジン周りのチェックやエンジンオイル交換やエンジンオイルフィルター交換なども自分自身で行い、自分が乗る車両の異常有無や異音の確認をもプロは怠りません。

ただ、それでも車の故障は起こります。念には念でしかありません。

軽冷蔵の仕事案件によっては、重たい冷凍食品やお米や飲料などの重量物が満載となることも多々ありますので、ブレーキパットやブレーキローターの具合、ドラムブレーキやブレーキシリンダーのチェックも業者任せにせず、プロドライバーとして自分自身でチェックして状況を把握します。

そして整備のプロにも定期的にチェックしてもらいながら、車両状態の確認と維持をして業務をしています。

本当になかなか休む時間がない軽貨物ドライバーの身体と軽貨物車。

多くの運転ドライバーの身体と同じくして、夜間しか休めない貨物車両。

日中の仕事中に車が悲鳴をあげていても、夜間では整備や修理に対応している整備業者も少なく、自分で修理メンテナンスするにしてもそのスペースを持たないドライバーも多いことでしょう。

千葉県のシフタープロでは常日頃から夜間深夜対応で軽貨物車の整備点検をしています。

個人事業主ドライバーの場合は安全運行の意識はかなり大切です。

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