タバコ喫煙で荷物を臭くする非常識な軽貨物ドライバー

軽貨物運送業プロ意識 【軽貨物運送の検証ブログ】

黒ナンバーの車両に乗って軽貨物の配送仕事をされる方には個人ドライバーから法人成りしたような商売っ気あるドライバーもいれば、異業種の会社経営から個人成りをしたような堅実に実運送するドライバーも存在します。

ブログを通じて質問を受ける機会もありますが、軽貨物配送の仕事に限ってのことではありませんが、真面目に仕事をしていると持論を展開する人にも出会います。

私は持論を持った人を好みます。とは言っても20代や30代などヤング層の持論ではなく、50代と60代の年齢層が語る仕事持論に好感を持ちます。

どんな仕事の業種であれ、皆、自分だけが人よりも良い仕事や案件を担当したり請負したいと考えていることでしょう。

しかしながら、この世の中、自分だけが例外で特別待遇などあるわけがありません。

あったとしてもボーナスステージは一瞬です。

また、軽貨物ドライバーの中にも腰を据えずに割の良い仕事ばかりをふらふら探す人が結構多くいますが、それも安定はしないことでしょう。

仕事の信頼は、口で言うだけでなく、考えただけでなく、個々の評判や実力は毎日の積み重ねでしか得られずだからです。

更に、本業での実力を伴わないからといって、不労所得を得ようとしたり、一つのことを極めもせずに副業に手を出してしまい、一つの仕事で忠実な業務ができなくなっているヤング層も見受けます。気持ちは大変わかります。

しかし、日頃の積み重ねをしない者は、個人でも会社でも評価を得られる土俵にすら上がれないのが事実です。

仕事運転中にタバコ喫煙をして、お客様の荷物や伝票をタバコ臭くするドライバーがこの時代にまだ居る現実。

多くの荷主がドライバーに求めていることは愛想や言葉使いと人柄と身嗜み。

スピード納品や真心を運ぶことでもありません、信頼感でしょう。

ピンハネ目的で仕事マッチングでドライバー登録させたり、小銭稼ぎのコミュニティなども増えていますが、数年後には自然消滅するとも言われてます。

もちろん、軽配送ドライバーは、人様の商品を預かる仕事ですから仕事運転中のタバコなど論外ですが、街を見ていると未だに時代にそぐわないドライバーもいます。

荷主より請けた配送案件の仕事中に個人動画を撮影してYouTubeなどにアップしたりなど、社員ドライバーなら即刻クビになるような業務違反を平然としている自営業ドライバーもいる始末です。

さて、社会で自分だけが強く生き残るには、愛想や言葉使いや身だしなみに加え、自分が差別化できる何かしらの強みや自慢を個性で持っていないとなりません。

人の真似ではなかなか通用しません。

学歴は重要視されない時代になってきましたが、仕事の経歴や経験、仕事のうまさだけでは淘汰されます。

軽貨物の事業会社ではなく自営の人達はまさに個人事業主ですから、自分だけが生き残ることを意識してしまうようなレベルの人も多々いることでしょう。

それはそれでかなり大事なことです。そうあるべきです。

しかし、軽貨物配送の業界は単なる互助会のような営業レベルです。

物販や物売りのよう自分や自社の営業ノウハウで生き残ろうとするスタンスは持っていません。

軽貨物会社は個人事業主ドライバーを寄せ集めしているだけです。

軽貨物会社の実態は、協力業者と個人事業主ドライバーに依存して成り立っているだけです。

良し悪しありますが、協力業者や個人事業主ドライバーへの依存率が非常に高い経営ですから、ドライバーの大量移動があった時点で営業破綻となります。

もちろん、競争社会ですから配属の初心者ドライバーも配送の経験を増して育てば育つほど、稼ぐ知恵が生まれます。

それでもドライバーが1人で稼げる仕事量はかなり小さな額であり、寝ずに頑張っても100万も到達しませんし、そういう人も居ますが体調を崩しています。

法人や個人であろうとも起業してもすぐに黒字経営ができるわけがありません。

現実、苦戦しているケースが大多数を占めるでしょう。

軽貨物とは限らずですが、設立や起業しても会社が生き残れる割合は1年後には40%、5年後には15%、10年後には6%という数字が出ています。まさにその通りでしょう。

鼻息荒く開業しても1年後には40%、5年後には15%、10年後には6%ほどしか会社は生き残れません。

競争社会ですので当たり前です。

当然、会社が10年以上、長期的に生き抜いて続けていくのは非常に厳しい現実です。

自分だけが生き残れるなど決して思ってはいけません。

事業や自営は永遠ではない事実を知りつつも、限られた時間のなかで自分が生き抜く、会社が生き抜く、自分の商品が生き抜く、自分のサービスが生き抜く、それに必要な心構えを起業前から持っておくことも当然なわけでしょう。

正解はないわけです。

考えて行動、考えて実行するだけです。生き抜くには、気の合う仲間、気の合う協力会社、気の休める仕事、共存共栄ではなく共存共苦できる環境、こういったことこそ割の合う仕事やお金と稼ぎより大事に毎日追求するべきテーマなのかも知れません。

お客様は神様です。

私たちはブログで千葉県での軽貨物の仕事について備忘録をいろいろ書いています。

他県で頑張るビギナーの無印軽貨物ドライバーや少数精鋭を貫くドライバーの方との情報交換と交流をしております。お問い合わせ気軽にどうぞ。

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