仕事を選り好みする業務請負ドライバーは自分で決めた仕事すら続ける能力がない

宅配業の軽貨物ドライバーではない運送業の軽貨物ドライバーの新入りは配送経験者ほど現場ごとのルールを守らず経験則で知ったようなことを言ったりやったりする傾向がある。反面、初心者の新人ドライバーは年齢や性別を問わずに謙虚さがあって早期に優秀な軽貨物ドライバーへと進化する傾向がある。

ハロー効果とホーン効果。

軽貨物配送の業界でハロー効果やホーン効果といった心理的なことを考えて配送業務や営業に取り組んだり、そうやって事業展開や請負仕事の予習と復習をしているドライバー業者は全国でも数少ないと思われます。

国内物流も国際物流も待ったなしの365日24時間ずっと止まらない世界です。ああだこうだと考えるよりも、やるかやらないでしかなく、やると決めたらきちんとやる、が基本中のキホンです。

挑戦だとか妙な真心だとかドライバー業者が自分本位な感情を業務に押しつけて荷物を運ぶようなことはせず、軽貨物配送の基本はシンプルに荷主様の意向に沿って荷物を荷受人様にお届けするだけのことです。

業務請負の世界で、ドライバー都合、ドライバー希望、ドライバー要望、こういうことを新入り配送現場において数ヶ月で直ぐ口に出すようなレベルの業務請負ドライバーは明らかに成長止まりの人でしょう。

軽貨物運送業の不満

不平不満を口にしたりして仕事があることへの感謝が足らない状態に陥ると、自分にとって良い案件、自分にとって良い仕事環境、そんな状況を手に入れられる筈もありません。

配送仕事はいちいちイレギュラーな出来事にネガティブに反応する悲観主義ドライバーではうまくやっていけないので、ある意味、楽観主義の軽貨物ドライバーでなければ本当の意味で仕事や事業の成功維持は難しいのが事実です。

予習と復習を自分流でしておかなければならないわけです。

人よりもお金をたくさん稼ぎたいと願っている個人事業主の軽貨物ドライバーならばホーン効果やハロー効果も意識しながら仕事に挑むべきと私は考えます。

特にホーン効果に関しては様々に留意や注意すべきとなってきます。

ドライバーの質、仕事案件の内容、これらは一つ悪いところや劣るところに焦点があたるとそれに引きずられてそれ以外の要素までマイナス印象にバイアスをかける人がいます。

軽貨物運送業の見られ方

ドライバーの仕事服装が私服だったり、タバコ臭かったり、茶髪や髭、顔つきが悪ければ「頭が悪い」とバイアスをかけられてしまい、言葉使いが悪ければ非道徳的で性格も悪いなどなどとクライアントや仕事関係者から判断されます。

本当はそうでなくともです。軽貨物ドライバーの世界では結構あるあるですが。

例えば、配送仕事で運転中にタバコを吸っているところを見られればマイナス印象にバイアスがかかって「どうせ運ぶ商品を大切に扱わないドライバーだろう」とそれ以外の要素までマイナス評価で判断されます。

何のために配送現場ごとにルールやマニュアルがあるのか理解しなくてはいけません。決して自分が働くための現場ルールやマニュアルでは無いということをしっかりと認識すべきとなります。

もちろん、ハロー効果も大切です。例えばスーツを着てネクタイをして紳士的な格好で丁寧な言葉遣いで配送の仕事をしていれば「頭のよいドライバーなんだろうな」とプラス印象にバイアスがかかりプラス評価で判断されます。

このようにして配送仕事の技量は誰しも大差ないレベルであろうとも、評価で損をしているドライバー、評価で得をしているドライバーがいるわけです。

地位や名声のない個人事業や零細企業が稼ぎの成長を高めようとする時、自分以上の実力で評価される仕組み作りが必要となるケースがあります。

自分の魅力、自分の信頼、これらを嘘はなく実力以上に高めるには何をどうすればうまくバイアスがかかるのかです。

軽貨物運送業の実力

もちろん、無理や背伸びを続ければやがてバランスを崩します。しかし、実力以上のことが起きなければ大きな成長もありません。勝算も高まりません。なので志や気構え心構え、義理や筋を通すことが大切となるのです。

長年の経験や実績などあてにならない時代へと変わってきていますが、昔ながらの良さを忘れずに仕事ニーズをキャッチする必要もあります。

軽貨物配送というスモールビジネスの世界、資本主義、営業弱者がどう足掻いても縦社会は縦社会です。他人の横つながり、他人のネットワーク、他人の知り合い、こういう伝手を語るレベルの個人事業主ドライバーや零細企業の軽貨物配送会社ではずっと不安定な営業弱者のままでしょう。

拡大ではない拡充を大事に考え直し、絞り込んで仕事の関係、絞り込んで人間の関係を築いていかなくては魅力や信頼は薄まるばかりと言えます。

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